レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「4匹の蠅」(1971)です。

バンドのドラマーをしているロベルト(マイケル・ブランドン)は、苛立っていた。と言うのは、サングラスを掛け黒ずくめの男に執拗に付け回されていたからだ。ある時、彼は無人の劇場でサングラスの男が取り出したナイフを取り上げようとして彼を刺してしまった。そこを何者かに写真撮影されてしまい、その事件を契機に写真とか、無言電話が掛かるようになり、彼は私立探偵を雇い、調査をするのだった…
監督は再評価されつつあるダリオ・アルジェント、その昔、深夜興行で「シャドー」(1982)を鑑賞したことがあり、スクリーン一杯に血飛沫が飛び、こりゃ駄目だという記憶しかありません。
で、この作品ですが、のっけからファンの方には申し訳ありませんが展開が悪く、クダクダと進んでいきますが、ロベルトが私立探偵を雇ってからはなかなか良い感じに進行し始めます。特に、妻ニーナ(ミムジー・ファーマー)の親類ダリアが殺されて、その網膜に残った残像が"4匹の蠅"と判明してからは怒濤の展開と言って良いでしょう。うーん、美しいです。
ファンの皆さんが褒めちぎるのが良く理解できました。加えて、予言の様なサウジアラビアで死刑囚が処刑されるショットがインサートされるのも良いアクセントになっています。最近、再評価されるもの意味あることだと思いました。
この手のジャッロ映画が好きな方はまず見ておいた方が良い作品だと思います。但し、ある意味なかなか見せてくれますが、もう少し前半を整理してもらうともっと評価されたと思いますが。
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾




