レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「イブの三つの顔」(1957)です。

1951年、夫ラルフに連れらたイブ・ホワイト(ジョアン・ウッドワード)に医師ルーサー博士(リー・J・コッブ)は初めて会った。彼女は静かでひ弱な様子だったが、やがて驚いたことに、馴れ馴れしく開放的な人格が現れ、その人格はイブ・ブラックだと言い、静かでひ弱な人格をイブ・ホワイトとしてルーサー博士は対応に当たるのだった。ある時イブは娘ボニーの首を絞めようとして病院に強制入院させられる。そしてルーサー博士は彼女の経過観察を始めるのだった…
とても良く出来たサスペンス映画です。残念なことにこの作品は、日本では劇場公開されていませんが、DVDにて鑑賞することが出来ます。ジョアン・ウッドワードと言えば、あのポール・ニユーマンの妻として有名で、現在は引退されています。
いや、本当に大変な役を貰いそれを見事にこなした為、彼女はこの作品でアカデミー主演女優賞を得ています。いや、凄いことだと思います。ご覧になれば判りますが、イブ・ホワイトからイブ・ブラックへ変化する時、編集頼ることなく演技を変化させているので、いや本当に力のある女優だということが判ります。うーん、美しいというより素晴らしいの一言。
加えて、少しネタバレですが、映画では後半別の人格も登場し、あっと驚くような展開になります。そして、その原因もラストに解る仕掛けになっています。というようにとても良く出来た脚本になっています。
監督はナナリー・ジョンソン、脚本家出身で監督としては、この「イブの三つの顔」が一番有名でしょうか。とても旨く纏めています。
最後に、この映画、日本ではDVDスルーですが、その昔テレビドラマとして放映されていました。題名を「私という他人」、74年1月から4月迄放映されていました。ご覧になったことはあるでしょうか? イブを三田佳子、医師を小林桂樹が演じており、私も時々見ていたことを思い出しました。
映画はモノクロで地味な作品ですが、とても良く出来ています。どこかで見かけたらぜひご覧ください。ジョアン・ウッドワードのファンの方は鑑賞済みと思いますが、ご覧になっていない方は是非ご鑑賞ください。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鍾





