レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「あの歌を憶えている」(2023)です。

シングルマザー、ソーシャルワーカー且つアルコール依存症克服者であるシルビア(ジエシカ・チャステイン)は、高校の同窓会に出席する。途中退席したシルビアは後を付けてくる男性を確認すると素早く自宅に逃げ込む。翌朝、自宅前を調べると昨日の男が自宅前にうずくまっており、男はソール(ピーター・サースガード)と名乗った。彼は若年性認知症を患っていた…
半年程前に劇場公開されていましたがタイミングを逸して、今回BDを鑑賞しました。私は、ノリの軽いラブロマンスかなと思い鑑賞しましたが、意外に重い難病映画で、高校時代の性暴力、おまけにシルビアの実家における父親からの性暴力の話が絡み合って、アララと云う様な予想外の展開に目が点になりました。
監督はメキシコの新鋭ミシェル・フランコ、私はこの作品しか見ていませんが、何やら力はありそうですが、もうニ、三本見てみないと本当の力は判らない様に思います。
映画はスタイリッシュで、そのショットすべてがロングとバストショット、音楽は既成曲だけで構成されてた低予算映画で、キャスティングもチャスティン、ピーター・サースガードとチャスティンの母親役としてジェシカ・ハーパーが登場するぐらいしか分かりません。
まずは無難な作りになっています。ピーター・サースガードはその役柄から一番得をしているように感じます。まあ、そんなところでしょうか。思うに無理をしてまで鑑賞するほどの作品ではないように感じますが。 八点鍾



