レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ゾディアック」(2007)です。

1969年7月4日、カルフォルニア、バレーホで男女二人が銃撃されるという事件が起こった。俗に言うゾディアック事件の始まりであった。犯人は大手新聞社に手紙送りつけてきた。サンフランシスコ・クロニクル社の風刺漫画家ロバート(ジェイク・ギレンホール)はその異常さに興味を持った。一か月半後、ナパ湖畔で男女カップルが覆面の男に殺害される事件が起こったのだった…
この手の犯罪サスペンスを得意とするデビッド・フィンチャー監督作品ですから、とても旨く纏めています。手慣れています。
この映画を見ながら、同系列の作品、「絞殺魔」「冷血」を思い出し、比較していました。何れもすぐれた作品で、又犯罪の常である貧困ではなく、先天的な脳疾患でもなく感情欠如によるという犯罪で、ある意味この手の人間は罪深い存在ということだろうと思います。
そういう意味では、サイコパスを扱ったこの映画が一番今日的な犯罪映画ということになります。まあ、本当に目も開けられない様な罪深い犯罪映画です。
この映画で一番すごいと思ったのは、風刺漫画家ロバートがこの犯罪が迷宮入りになりそうなら、誰かが記録に残さないといけないという処ですね。米国では、このように考える人たちがいるのですね。家族を犠牲にしながらそのように行動する人たちは、いや頭が下がりますね。うーん、美しいです。
まあ、その甲斐もあってこいつがホシだと目星が付くのですが…
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鍾




