レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「F1/エフワン」(2025)です。

年配のジプシードライバー ソニー(ブラッド・ピット)は、バンで生活しながら"お助けドライバー"として各地を転戦していた。1990年代はF1ドライバーとして活躍していたが、スペイングランプリでクラッシュして重傷を負いF1キャリアの道は遠のいてしまった。デイトナ24時間レースでポルシェ911GT3Rで参戦して優勝に貢献し、次の仕事を探していた時、昔の友人が訪れた。彼は万年最下位APEX F1チームの責任者ルーベンスで、オーナーはこのままではチームは売られてしまうと。何とか助けてほしいと…
あまり期待せずに鑑賞しました。加えて偶々SCREE X上映時間が一番都合がよかったので選択してみました。が、驚きました、その臨場感に。
当時あの「グラン・プリ」がシネラマ上映で物凄い迫力でしたが、このSCREEN Xはもっと凄いですね。いや、カーレースシーンの迫力、臨場感に驚きました。本当、新しい世界が開けた様で。
加えて、この映画ホンも良く書かれており、結構この手の映画が好きな方であれば、本当に楽しめると思います。ソニーのキャラが好いですね。本当にこんな商売をして生計を立てているかしらと思う程面白かった。レースの隅から隅を知り尽くしているカーガイという感じで。
普通、カーレースと言っても、ツーリングカーレースとF1レースではよく似ていますが、若干走り方が違います。F1の方がダウンホースが強くスピードが出て難しいのですが、ソニーはかってはF1ドライバーで経験積みなのでツーリングカーレースから簡単にF1ドライバーへと。
但し、F1マシンーの限界を知るために猛スピードでサーキットを走り抜け、結局マシーンを全損させますが、限界時の挙動を掴み現役復帰となります。このあたりの描写が好いですね。うーん、美しいです。
こんな感じで、先任ドライバージョシュアとの確執、ソニーの過去の経験から得たテクニック、かなりダーティなものもあります。それらを通して段々とポジションを上げていくAPEX F1チームの活躍が笑えます。
あの半世紀前の「グラン・プリ」と比較するといろんな意味で隔世の感があります。もうすべてが色々と解析が進んでがシュミレーションの世界で。監督ジョセフ・コシンスキーとアーレン・クルーガーのコンビ、なかなか良いですね。ラストはハリウッド映画なので見え見えですが、結構楽しませてくれます。
興味のない人が見れば、普通の映画ですがまずは丁寧に良く描かれたカーレース映画です。今後は、前述したようにこの手の映画にはSCREEN Xが必須かもしれません。
八点鍾




