レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「バニシング・ポイント」(1971)です。

米国デンバー。陸送の仕事をしているコワルスキー(バリー・ニューマン)は、請け負った車70年型ダッチ・チャレンジャーを翌日午後3時迄にデンバーからサンフランシスコへ15時間で配送する無謀な賭けを請負った。当然の如く警察の追跡を受けるが、元レーサーのコワルスキーのテクニックとダッチ・チャレンジャーのパワーの前に勝てなかった。又、地方ラジオ局の盲目の黒人DJスーパーソウルの助けもあって、警察の面子は丸潰れだった。が、警察はコワルスキーの車を止めるため断固たる対応を取るのだった…
この時期のハリウッド映画は、ベトナム戦争の厭戦気分の影響もあって全体にとても暗い。特に一部の映画は、驚くことに主人公が死んだりして。この時期の映画をハリウッド・ニューシネマと呼ばれます。この作品もニューシネマに分類されています。
約90分程度のこの作品、テンポも良く、ほぼ全編ダッチ・チャレンジーの失踪シーンのみで、時々コワルスキーの過去のシーンがチカチカパッパという感じでインサートされる、そこが又面白い。ほぼ全編失踪シーンのみで、ある意味とても旨い構成です。映画はとても旨く纏まっています。ラストシーンがやや唐突ですが…
主演バリー・ニューマンもなかなか好いんですが、この作品以外目ぼしい作品がなく、監督リチャード・C・サラフィアンもこの作品と「荒野に生きる」以外はあまりパッとしなくて…
ニューシネマで輝いた役者もいれば、そうでなかった役者もおり、こういう人気商売ってなかなか難しいなと感じ入った次第です。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鍾







このブログで取り上げたニューシネマ映画ですが…