レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ファントマ危機脱出」(1964)です。

大戦後のフランス、パリ。"ファントマ"という怪盗が宝石商から高価なブレスレットを盗み出した。パリ警視庁ジューブ警部(ルイ・ド・フェネス)はTVにて市民を安心させようとするが無駄だった。新聞記者ファンドール(ジャン・マレー)はファントマを侮辱するような記事を新聞に載せファントマを煽ると、案の定ファントマは彼を誘拐し、記事の訂正を条件に解放された。がファントマはもっと大胆な計画を企てるのだった…
私はよく知りませんが、フランスでは有名なピエール・スーヴェストルとマルセル・アランの共作による人気シリーズを映画化した作品です。
但し、この映画を見る限り膝を乗り出すほどよく出来たプロットではなく、もう少し色々とサスペンスとか見せ場を持って頂かないと面白くありません。特に、当時フランスでは人気があったと言われるルイ・ド・フェネス演じるジューブ警部のギャグ等、困ったことに泥臭くてまったく笑えません。
見どころとしては、後半再び宝石を奪ったファントマを追跡するジューブ警部と記者ファンドールが途中ガソリンスタンドで給油中のBMW507を失敬して追跡するシーンでしょうか。うーん、ここは本当に美しいです。
フランス本国ではこの映画、大ヒットして続編が2本製作されています。実はこの映画と続編「ファントマ電光石火」、私が子供の頃、近くの小さな映画館で見た記憶があります。その時はとても面白く見た記憶がありますが、今回再見したらもう普通の作品で…がっかりでした。ファンドールの恋人としてミレーヌ・ドモンジュが登場します。彼女はとても素敵ですが。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鍾





