レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「外套と短剣」(1946)です。

1944年、マンハッタン計画に加わっていた物理学者アルヴァ・イェスパー(ゲーリー・クーパー)は、ある時OSS(戦略諜報局)に参加を要請されて中立国スイスでハンガリーの物理学者カテリン・ロドルに接触する。その目的はドイツ側原爆製造の進捗を調査する為だった…
あの「ニーベルンゲン」「メトロポリス」の巨匠フリッツ・ラングが米国へ亡命、1946年にワーナーブラザーズで監督したエスピオナージスリラーです。主演が何とゲーリー・クーパー、リリー・バルマーと来れば見逃す手はありません。
購入したDVDは画質はまずまずでしたが、時々画面に傷、ノイズが入るなどしたいま一つの状態でしたが、十分楽しめました。うーん、美しいです。
特に、前半スイスでカテリン教授との接触、ドイツ側の護衛を巧みに避けるシーン等中々良く出来ており、こちらの顔がほころびます。が、ドイツ側の策略でカテリン教授は殺害されるが、その前に彼女が口にしたイタリアのポルダ教授へ接触を試みる為、米海軍の潜水艦でイタリアへ。
こんな感じで、今度はイタリアでOSSエージェントして大活躍するゲーリー・クーパーをがっちりと描いています。但し、流石に巨匠フリッツ・ラングと言えども製作年度が古いので、やはり演出タッチが古臭く、現在のスパイアクション映画と比較すると見劣りするのはやも得ませんが、でもサスペンスはしっかりと演出されており、なかなか達者な処を見せてくれます。
イタリアで登場するレジスタンス、ジーナ(リリー・バルマー)が登場すると少しばかりサスペンスが鈍りますが、ラストのどんでん返しと独軍との銃撃戦はまずまず見せてくれます。ラストはお決まりのラストモーメントリスキューですが、上手く纏めています。うーん、美しいです。
DVDの画質がもっと良かったらもっともっと楽しめたと思います。やはり、クライテリオンかな。このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鐘





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