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「ノスフェラトゥ」ブラム・ストーカー『吸血鬼』の映画化作品でその凝ったスタイルが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ノスフェラトゥ」(2024)です。

 

19世紀初頭ドイツ、ヴィスブルグ。エレン(リリー=ローズ・デップ)はトーマスと結婚したばかりだが、彼はトランシルヴァニアのカルパチア山脈に住んでいるオルロック伯爵へ当地の老朽化したグリュールヴァルト邸を売却する為に彼の元に出掛けるのだった。エレンは何やら嫌な予感がするので代わって貰いたかったが、それは大きな取引で大金が入る為彼は勇んで出掛けるのだが…

映画は、あのブラム・ストーカーの書簡体小説「吸血鬼ドラキュラ」を巧く映像化しています。個人的には余り面白い小説とは思いませんが、映画はその時代色を巧く醸し出して映像化しています。加えて、監督ロバート・エガースは、前作「ノースマン」と同様にその世界観というか19世紀末の死生観、超自然の存在、当時の医療技術、ショック演出等々淡々と描写されてその辺りが好きな方にはたまらない作品に仕立てられています。うーん、美しいです。本当に堪らない作品になっています。

但し、そんなにグロくありませんが若干は驚くようなシーンはありますから、それが駄目な方はご覧にならない方が良いかと思います。

同様な映画は、1992年のコッポラ版、1979年のジョン・バダム版がありますが、一般の方は1979年版を、力の入った作品を見たい方はこの映画でしょう。コッポラ版もなかなかユニークですがちょっとラストがね。但し、私は1985年に公開されたヴェルナー・ヘルツォーク版を見ていませんが。

全体にオルロックが居住して古ぼけた城、ウィスブルグの街並み、その服装、当時の精神病院等又湿った感じの画質等その雰囲気が独特で楽しませてくれます。この辺りはコッポラ版よりリアルで刮目させられます。

独特な死生観を持ったゴシックホラー味吸血鬼映画で、とても良かったことを記しておきたいと思います。                        八点鐘

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       その他 ドラキュラ映画…

 




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