レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「42丁目のワーニャ」(1994)です。

舞台監督アンドレー・グレゴリーとその仲間たちはNYの42丁目の古びたニューアムステルダム劇場でチェーホフの戯曲をより深く理解するためにボランティアで集まり、私服でリハーサルスタイル上演していた。そのニューアムステルダム劇場が壊されると聞いてルイ・マルがその上演劇を記録したいと監督グレゴリーに願い出た。その上演劇にジュリアン・ムーアも加わり…
あの「死刑台のエレベーター」「恋人たち」で名を上げたルイ・マル監督の遺作です。マル監督の作品って、昔から知っていましたがなかなか敷居が高くて若い時は避けていましたが、知らないうちに亡くっていて、ここ十数年ちょくちょく見る様になってから、その作品の素晴らしさを知るようになりました。
このブログを始めてから、特に彼が米国で監督をするようになってからの作品を取り上げて来ました。この作品以外にもありますが、マル監督の遺作と言う事で取り上げてみました。但し、なかなかDVDを見つけることが出来なくて、クライテリオンで見つけて購入しました。
で、この作品ですが普通の"ワーニャ伯父さん"上演劇と思って見ると違うんですね。私服での上演舞台練習を淡々と撮った映画なので、記録映画でもないし、やはりサスペンススリラーを中心に見ている八点鐘にとってはかなり辛い映画でした。
いや、ホント、ジュリアン・ムーアがゲスト出演していなければ、見続けることは出来なかったと思います。マル監督ってこういう趣味があったんですね。
だから、本当はマル監督にとって、これが遺作ではなく別の映画を撮りたかったのではと思う次第です。彼は1995年癌により63歳で他界しています。そんなことを思って鑑賞していました。ジュリアン・ムーアは可も無し不可も無しと言った処ですが。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鐘
追記 まだまだ興味深い作品がありますので、又ご紹介いたします。




ワーニャ伯父さんとはこういうお話ですが…