レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「電子頭脳人間」(1974)です。

優秀な人工知能学者であるベンソン(ジョージ・シーガル)は、嗅覚の異常から起こる強烈な発作から始まる記憶喪失と言う精神疾患に悩んでいた。時に酷い暴力行為に及ぶ為、現在は警察保護下に置かれていた。やがて彼は脳内にコンピュータから電極を埋め込んでその発作を回避する外科手術を受けることに同意するのだが…
あの「アンドロメダ…」で名を上げたマイケル・クライトンの原作を、「狙撃者」のマイク・ホッジスが製作、監督、脚本を担当した力作です。
但し、このマイク・ホッジス監督、「狙撃者」は良く出来たフィルムノワールでしたが、SFには向いていないようで、映画前半から中盤まで脳内に電極を埋め込む辺りまではます先ずですが、それ以後の展開がいま一つピリリとしないため、後半何か冴えません。せっかくいい題材なのにいま一つの展開で、もっともっとサスペンスを盛り上げて貰えば、例えば現代版フランケンシュタイン味のサスペンスホラーとして成功したと思いますが。そういう意味で、残念ですが勿体ない映画終始しています。ジョージ・シーガル、ジョーン・ハケット、あの有名になる前のジル・クレイバーグも共演しており物凄く残念です。
少しネタバレですが、ラスト、フォレストローン墓地に隠れているベンソンがLAPD警察ヘリに発見されあっという間に銃撃されてオシマイと言うラストも何か冴えません。
もっともっと大暴れして欲しかった。せっかく探して輸入盤購入したのにちょっね。
でも、ずっーと見たかった映画なので大満足ですが。 八点鐘







