レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「イラク 狼の谷」(2006)です。

2003年7月4日、イラク北部クルド人自治区スレイマニエでサム・マーシャル率いる米軍部隊がトルコ軍特殊部隊本部を襲撃、兵士11名を拘束した。その時連行されたアスラン将校は友人ポラットに手紙を書き、自殺した。手紙を受け取った元トルコ特殊部隊所属ポラットは仲間3人とサム・マーシャル暗殺の為イラク北部クルド人自治区へ潜入するのだった…
第二次湾岸戦争秘話と言って良いようなレアな作品です。イラク北部クルド人自治区での米軍占領政策のもの凄い描写、クルド人テロリスト、イラク人テロリスト、トルコ人暗殺者たちとの物凄い血で血を洗う闘争劇の映画です。トルコでは大ヒットしたとか、私はその昔、偶々DVDを購入していたので再見して見ました。
アララという様な映画ですが、監督セルダル・アカルの腕前はまずますで、あくまでも私の感じでは中の上と言う処でしょうか。でも、アクションシーンはなかなか見せてくれます。少しグロいですが、サム・マーシャルへの自爆テロシーンなんか迫力たっぷりで驚きました。
実際の事件を基に、米軍によるイラク占領政策、即ちキリスト教徒による占領政策は、イスラム教徒にとってこんなに屈辱的なものだというメッセージがタップリと塗り込められた映画になっています。あまり見ていて楽しい映画ではありませんが、時々はこの手の映画を鑑賞してバランスを取る必要があるのでは思い、再見して見ました。
ラスト、サム・マーシャル率いる特殊部隊一個小隊とポラットと仲間3名との対決も中々見せてくれます。どちらが勝利を得るのか? まあ、トルコ映画ですからおのずと想像つきますが。
この様な作品を見るにつれて、私の個人的な感想を現実に即して言えば、第二次湾岸戦争は必要はなかった。1990年湾岸戦争でイラクを包囲した状態で、ずっーと様子を見ていく方が賢明な感じがしました。
そして、男も女も民間人がバタバタとお陀仏になる様な殲滅反乱戦は、何か異様で遺恨を残すだけでこの手の作戦は避けるべきだと感じましたがと言う感じで、色々と勉強になる映画でしたが。
このブログ作成にDVDを鑑賞しています。 八点鐘







