レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画はあのJ・ヒューストン監督の名作「アスファルト・ジャングル」(1950)です。

大戦後の米国不況、知能犯"ドク"は出所し昔仲間のノミ屋コビーを訪ねる。ドクは新たな儲け話をコビーに説明し、コビーはその儲け話を出資者アロンゾに持っていき、出資を依頼する。それは宝石店のタタキで最低50万ドル儲け話だった。ドクは出資者アロンゾが気に食わなく、加えて破産しているのではないかと勘繰る。金庫やぶり、運転手、そして用心棒としてディック(スターリング・ヘイドン)を加えてタタキを実行する。ニトロを使ったタタキは上手く行くが、ひょんなことから運転手が手傷を負い、計画が狂ってくるのだった…
この手の映画の先駆的な作品であり、古典的な名作と言って良いと思います。今回再見して、一つ気付いたことがあります。それは、ありメルヴィル監督「仁義」がこの作品のリブートに近い映画だったと言う事。こんなに似ていた時初めて気付きました。
この「アスファ…」はドキュメンタリータッチと言うかバードボイルドタッチに対して、メルヴィル版はメルヴィル味のノワールタッチで、私にとってはどちらも物凄く魅力的に映りました。
この作品、特にタタキを行う男達が魅力的ですが、特に素晴らしく頭が感転する知能犯"ドク"がとても魅力的で、この手の映画では良く出てくる男ですが、この映画は凄いの一言ですね。惚れ惚れします。うーん、美しいです。
但し、古い作品なので特に、ニトログリセリンで金庫を爆破するシーン等は迫力不足ですが、最近の映画に慣れた方は失望されると思いますが、これは仕方ありません。でも、私にとって素晴らしい映画です。時々鑑賞する私的名画の一本ですね。元気が出てきますね。うーん、美しいです。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鐘
追記 この映画には初々しいマリリン・モンローが登場します。出資者アロンゾの愛人として余りモンローは好みではありませんが、この映画はなかなか好い感じで驚きました。又「犯罪とは、人間の努力が裏側に出たにすぎない」というセリフ等が映画の価値を更に引き上げていて…







同時期に製作されたヒューストン監督映画、今後さらに充実させる予定ですが