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「こわれゆく世界の中で」移民問題を扱った作品、加えてミンゲラ監督の遺作…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「こわれゆく世界の中で」(2006)です。



ロンドンで建築家として働くウィル(ジュード・ロウ)は、キングスクロス地区の再開発に携わっていた。そんな中彼の事務所がコソ泥グループに狙われた。警察の対応に不満だったウィルは、コソ泥を捕まえるべく車の中で待っていると魅力的なコールガール、オアナが現れ知り合うようになる。そんな時コソ泥が現れ、ウイルは男達を追跡するのだが…

ボスニアヘルツェゴビナ紛争での移民を扱った社会映画と言って良いと思います。その昔、劇場で鑑賞した時は何かいま一つと言う映画でしたが、でも、何やら引っ掛かる感じがずっーとしていて今回もう一度鑑賞して見ました。あの美しいジュリエット・ビノシュがコソ泥少年の母役で、何やら地味で冴えない中年女性を演じていて、いやこんな役を良く引き受けたなといのが第一印象でした。再見して、やはり正解でした。

この作品、当時の日本ではまだまだそんなに大きな問題になっていなかったので、何かピーンとこなかった感がありました。現在では、かなり今日的なテーマですが。

映画は、移民少年の孤独、やりきれなさ、犯罪への関わり方を丁寧な描写で、その当時のロンドンを通して良く描かれていると思いますが、少し旨味に欠けていると思います。

但し、再見して一番面白かったのはコールガールのオワナをヴェラ・ファーミガが演じており、その面白いこと、オフビート感タップリで…うーん、美しいです。

このコールガールを中心に描いていったら結構楽しい映画になったのでは。但し、映画ではビノシュ演じるアミラとのバランスを考えて、途中からオワナは消えてしまいますが。とても残念です。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。              八点鐘

 

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サントラはガブリエル・ヤレドとアンダーワールド、このJal to Tokyoはサントラには入っていますが、映画には使われていません。でも、何か映画の雰囲気が出ているので…



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