レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「カジノ・ロワイヤル」(1967)です。

あの伝説のスパイエージェント、ジェームズ・ボンドが引退して20年。謎の組織スメルシュが登場し米英ソ仏のスパイ網は崩壊しつつあった。MI6長官M(ジョン・ヒューストン)は各国の諜報部幹部を集めて、引退したジェームズ・ボンド卿(デビッド・ニーブン)に再びエスピオナージの世界に戻ってくれと懇願するが、突然の迫撃砲攻撃でMは死亡、ジェームズ卿はMの遺品であるカツラを持って妻フィオーナ(デボラ・カー)を訪ねるのだが、そこにはスメルシュ殺し屋が待ち受けていた…
ボンド映画が大好評の頃、製作されたオールスターパロディスパイ大活劇です。但し、ホンが良くありませんが、まあまあのバジェットで作られているので結構楽しく鑑賞できますというか、笑い転げるぐらい面白い処もあります。
例えば、ボンドの娘をベルリンにあるスメルシュのトレーニングセンタに潜入破壊するシーン等セットがあの「ガリガリ博士」の様で笑えますし、あの「ロシアより愛を込めて」で登場した作戦プランナー、クロイティン役で登場したウラデク・シェイバルが登場するし、ピーター・セラーズ扮するボンドがル・シフル(オーソン・ウェルズ)とバカラで勝負するシーン等サスペンスたっぷりで…
でも、私が一番好きなのは、1922年式ベントレー3LとジャグァーEタイプオープンのカーチェイスかな、うーん、美しいです。
ラストの大団円も、カウボーイ、アパッチ、フランス外人部隊(J・P・ベルモンド)が登場し、怒涛のラスト大団円に雪崩れ込みます。登場する黒幕もまあ、嘘みたいなと言うよりこんなの有りかなと言う感じです。もう少し、プロットが丁寧に出来ているともっと良かったと思います。その昔製作された「何か良いことないか子猫チャン」の様な喜劇で…
で、一番良かったのは映画音楽を担当したバート・バカラックのスコアーかなと言う結論になりました。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鐘










ダイアナ・クラールも中々良いですが…