レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「わらの犬」(1971)です。

米国の治安悪化から逃れる為に、妻の母国英国に来たデビッド(ダスティン・ホフマン)と妻エイミーだが、事態はそう簡単に収まることは無かった。妻の農場修理に雇った村の若者の態度は良くないし、エイミーが可愛がっていた猫を無残に殺し、デビッドを猟場の鳥撃ちに誘い、その間にエイミーをすり寄って暴行するのだった。
その後懇親会時、村の精神薄弱者ジョンが村の娘エマを連れ出して姿をくらまし、村では大騒ぎになる事件が起きた。その男ジョンがデビッドの車と接触したので、デビッドはジョンを農場に連れ帰るが、エマの家族が娘の安否の確認の為デビッドの家に銃を持って押しかけるのだが…
一番脂がのっていた頃の暴力派監督サム・ペキンパー作品です。前半は退屈ですが、後半約50分はペキンパー監督お得意のヴァイオレンスタッチたっぷりのアクションのテンコ盛りで、あのスローモーションと独特なモンタージュで好きな人にはたまらない映画になっていると思います。
今回、久々に再見して感じたことは前半がやはりチョット退屈なこと、そして全体に村の若者達の描写が前科者の様な感じで、酷いような感じがします。
でも、エマの家族達に包囲された農場攻防戦が始まる辺りから、グーンとサスペンスが盛り上がりアクションのつるべ撃ちで、とても半世紀前の作品とは思えないほど迫力があります。ある意味あの「ワイルドバンチ」より迫力たっぷりで。特に熊捕獲罠の様なものを使って相手を倒すシーンなんて目を覆いたくなります。もう、ペキンパー監督の真骨頂ここに極まりと言う感じです。うーん、美しいです。
又、奴らを全て撃ち負かしたと思いきや一人残っていて、そいつが又、結構手強くて何と言うか、ハラハラさせてさせるんですね…と言う映画です。本当に見せてくれます。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鐘
追記 2011年にリブートされていますが、オリジナルをご覧になることをお薦めします。デビッドが乗り回す白い車はトライアンフ Stag Mk1、程度が良くありませんが、うーん、美しいです。







www.youtube.com こちらは2011年版 予告編