レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。サー・ショーン・コネリーが亡くなりました。ここに謹んで追悼したいと思います。
私は、彼の最大の功績は、初期007三作で今なお続く007映画のスタイルを監督テレンス・ヤングとガイ・ハミルトンで創り上げたことだと思います。これは本当に素晴らしいことだと思います。
加えて、このシリーズで映画の面白さに目覚めて007シリーズ「ダイヤモンドは永遠に」を最後に、「未来惑星ザルドス」辺りから苦しみながらジェームズ・ボンドイメージの脱却を目指して頑張り続け、当の大スターになったことだと思います。
コネリーはそれをやり遂げました。そういう意味で、私は、彼の後期作品としてル・カレ原作「ロシア・ハウス」が大変好きです。くたびれた小さな出版社の男ブレアが、旧ソ連の秘密を偶然に手にして、惚れたロシア女性カチャの為に米ソ英情報部を手玉に取る作品です。リスボンでカチャを待つ初老のショーン・コネリーの上手いこと。
本当に素晴らしいです。
安らかにお眠りください。 八点鍾