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野鳥写真とAI

 WBC、昨日のチャイニーズタイペイ戦はうっかり途中から見たので、大谷さんの満塁ホームランを生で見れませんでした。かなり悔しかったので今日の韓国戦は、試合開始前からライブ配信を閲覧しながらこのブログを書いてます。

 それにしても最近のAIの進歩は目覚ましいですね。私の業務であるソフトウェアの開発やOSS系の開発では、複数のAIチャットを使い分けながら進めることが当たり前になっていると思います。ここ数年では、「プロンプトエンジニアリング」なんていう言葉も登場しています。

 私の会社では、ナレッジの蓄積として「プロンプト」の共有化を図る、なんてことが叫ばれています。でも常に新しい知識が必要となる開発現場では、「プロンプト」の使いまわしなんて意味が無いと感じています。結局これからの時代は、少なくとも開発現場では、必ず言語能力の高い人材(=自分が求めているものを文章としてまとめ、相手に効率よく正確に伝える能力が高い人材)を採用すべきとすら思います。

 ところで、私がやっている野鳥写真の編集は、カメラ内で現像した非線形画像(ストレッチ後の画像)の「クロップ・明るさ変更・色バランス変更・シャープ化・彩度向上・ノイズ軽減」なのですが、このうち「明るさ編集・色バランス変更・シャープ化・彩度向上」については、最近PaintShopPro2023の「スマート修正」という機能を使っています。これは画像に合った調整値を提案してくれて1クリックで修正してくれる機能で、AIを使用しているかどうかは定かではありませんが、大変強力です。

 AIによる画像生成・編集について、1クリックで手軽に使える定番のクラウドツールとしては、Googleの「Gemini経由 nano banana 2」gemini.google.com

Adobeの「firefly」

firefly.adobe.com

canvaの「magic studio」

magicstudio.com

の3つがあるようです(他にも有ると思います)。ここではこれらを少しいじってみた実例を紹介します。

※以下に示す画像は全て生成AIによる画像です。

■新規生成画像比較

全てのツールのプロンプト入力欄に、本ブログのブログについての内容をそのままコピペして、「これをもとに、ブログのキャッチアップ画像を作れますか?」と追記しました。fireflyは、ベースコンポーネントに、nano bana 2を使用しているので、同じような画像になると予想していましたが、だいぶ雰囲気が異なりました。Gemini経由 nano banana 2の方がfireflyより、詳細でプロ向きという気がします。

下記が得られた得た画像です。

<Gemini経由 nano banana 2>

<firefly>

<magic studio>

残念ながら、画像を得られませんでした。chrome、edgeともに「進捗状況 98%」に達した瞬間に、「進捗状況 NaN%」となってしまい、画像表示画面のくるくるが消えませんでした。プロンプトの文章量を減らすと得られるので、複雑なプロンプトでは無理があるようです。

magic studioは、プロンプト以外の入力として、スタイルとサイズを選択できるようになっています。スタイルは、色々なイメージ画像を選択できるようになっており、これで雰囲気を大きく変えられるのが特徴です。

■野鳥画像のAI編集

使えそうな「枝カブリ除去」について検証してみました。野鳥写真の場合、どうしようもないのが「枝カブリ」。枝カブリになってしまう場合は撮影しないのが普通でしょうが、希少な野鳥の場合そうも言ってられません。

そう!前回のカケスの枝カブリが悔しかったんんです。

Geminiとfireflyに入力したプロンプトは、シンプルに「野鳥の枝カブリを除去」です。magic studioは、画像編集を選んで画像アップロード後、プロンプトを入力するのでは無くてマジックイレーザー(消しゴムツール)を使って消したい領域をなぞります。画像編集の分野で複雑なプロンプト入力が必要なくなる可能性を感じさせるインターフェースではあります。

<元画像>

<Gemini経由 nano banana 2>

ウォーターマークが入りますが、完成度は高いと思います。アイリングが少しおかしいです。

<fire fly>

ウォーターマークは入りませんが、結構嘘くさいです。腹の羽毛はよりシャープになりましたが、アイリングが少しおかしいのに加えて、顔の色も変わってしまっています。

<magic studio>

Pro版(有料版)でないとロゴが入り、サイズが縮小されます。しかも枝が完全に消えていません。

■ピンボケ改善

Geminiで試しにシメの画像をアップロードして、「野鳥のピンボケ解消」を入力して生成してみました。

<元画像>

<ピンボケ解消>

これはかなり効果がありました。でも少し彩度も変わっていますね。

■その他

おもしろいことに、シメのピンボケ解消のあと、カケスの同じ元画像をアップロードし直して、「野鳥の枝カブリ除去」と入力して生成したところ、下記の画像が出力されました。

にらみ合ってる!あり得ないけど、なんとも面白い写真。




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