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M82_葉巻銀河

 久しぶりに自分で撮影した天体写真の紹介です。今年の冬は寒さに負けて冬の天の川近辺をあまり撮影できませんでしたが、2月の新月期に入り少し暖かくなったので、何とかブロードバンド撮影できそうな北斗七星周りの銀河として、おおぐま座のM82(葉巻銀河)を撮影しました。M81を入れないでM82のみを撮影したのは初めてです。

 LQEFフィルターを使ったブロードバンド撮影は、今まで4分間/コマ露光していましたが、至近に立つ強烈なLED街灯の光害の影響を何とか少なくするため、思い切って半分の2分間でやってみました。D1フィルターによる画像も合成してスーパーウィンドを何とか表現できました。

下記が仕上げた写真です。(2026/2/28ムラがひどかったので再編集して差し替え)

M82_葉巻銀河

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro, GS-200RC,
    IRCutフィルター,AM5赤道儀 ,
     ZWO Off-Axis Guider + ASI 220MM-Mini , KASAI RC用0.75xレデューサー ,
    L-QEF(①), Askar D1(OIII,Ha)(②)
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入  ,PHD2による2軸オートガイド ,
    ASI Mount Serverによる赤道儀連携 ,
    SharpCapによるアライメント , APTで座標入力による自動導入 , 
      APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅庭先
  • 撮影開始日:
    ①2026/02/15(日) , 2025/02/18(水)
    ②2026/02/19(木) , 2025/02/23(月)
  • 撮影条件:
    Gain200 
    ①120sec x 205コマ(410分) , センサー温度 -20℃
    ②120sec x 55コマ(110分) , センサー温度 -20℃
    総露光時間 520分
  • 編集:
    PI:FBPP/GC/SPCC/SXT/BXT/SCNR/CS/CURV/LRGBC/NXT/ 等
    Affinity:PIで抽出した非線形画像の合成と調整レイヤーによる各種処理

中心部のみクロップしています。当初D1撮影はこの倍ぐらいは撮影するつもりだったのですが、雲により19日は20時ぐらいまでしか撮影できず、23日も23時ぐらいまでしか撮影できませんでした。3日目に突入する根気が無く55コマ止まりとなりました。

それでもスーパーウィンドはそれなりに表現できたとは思っていますが、鼓状のダイナミックな姿には程遠い感じです。露光時間不足ですね。D2で撮り増しすべきですが、来年かな。

いままで銀河のブロードバンド画像へのHa,OIIIの注入は、PI上でHaとOIIIを抽出した後、NB RGB Combinationか、NB Clour Mapperを使用していました。今回も最初NB Clour Mapperを使用して注入したのですが、今一の出来だったので、試しにaffinity上でLQEF画像とD1画像を単純にオーバーレイ合成してみました。これがうまくいって、他の調整レイヤーと組み合わせるとなかなか満足のいく仕上がりになりました。

 

でも、星の色がいまいちです。特に光条の色が。。以前から感じているのですが、ブロードバンド撮影すると、LED街灯の影響で特にこの光条の色がおかしくなる気がします。

かといってD1画像から抽出した星は、55分露光では何とも貧弱で。。オーバーレイ合成も試してみたのですが、結局LQEF画像のみを採用しました。

↓ ここから2026/3/1追記

星の色がおかしい原因は、どうやらダーク画像に合ったようです。最初LQEFのスタックで使ったダークはかなり古い画像だったので、D1のスタック時にダークを撮り直したのですが、試しにLQEFもこの時のマスターダークを使ってスタックをやり直してみたところ、全く改善した画像を得ることができました。こちらから星画像を撮り出して、再々編集した画像が下記です。星の色が改善しています。

M82 星の色改善版(ダーク撮り直してLQEFスタックやリ直し)

 

下記はアノテーション。

PGCカタログに載っている小さな銀河が3つほど入っています。

■番外

私がTASC on-リコリモに申し込んだのは、ライトコースなので、みなし合計9時間分ダウンロードできました。先日のNGC1365で終了だったのですが、それとは別に、ユーザー向けに蒼月城さんの画像処理講座がzoomで開催されました。

蒼月城さんは、天体写真編集についてのYouTube動画をたくさん公開されていて、いつも大変お世話になっています。

当初3回程度ということだったのですが、どの回も内容が濃く合計5回開催され、私にとって大変貴重な機会でした。特に、PIのGradientCorrectionやaffinityのオーバーレイの使い方などは大変ためになりました。また、原理を追求した講義内容も随所に見られ、蒼月さんらしい講座でした。




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