最近の天体写真パターンは、過去に撮ったL-eXtremeフィルター(HO)画像と、あらためて撮ったAskar D2フィルター(SO)画像のSHO合成です。
そして今回は魚の骨星雲(IC1795)です。去年の11月末にHO撮影しています。
SOは12/7,8の2日間撮影しました。2日目はもっと撮影したかったのですが、断続的に発生する雲で枚数を稼げませんでした。
下記が仕上げた写真です。


<諸元>
- 機材:
ASI294MCPro, GS-200RC,
IRCutフィルター,AM5赤道儀 ,ZWO Off-Axis Guider + ASI 220MM-Mini ,
①②③: KASAI ED屈折用0.8xレデューサーⅡ , L-eXtreme(OIII,Ha)
④⑤ : KASAI RC用0.75xレデューサー , Askar D2(OIII,SII) - 支援ソフトウェア:
ステラリウムによる自動導入 ,PHD2による2軸オートガイド ,
ASI Mount Serverによる赤道儀連携 ,
SharpCapによるアライメント , ステラリウムから座標取得 , APTで自動導入 ,
APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 - 撮影地:
神奈川県茅ヶ崎市自宅庭(①②③)、庭先(④⑤) - 撮影日時:
①2024/11/27(水)19:59 ~ 2024/11/27(水)21:29
②2024/11/28(木)20:49 ~ 2024/11/28(木)21:33
③2024/11/29(金)20:04 ~ 2024/11/29(金)22:33
④2025/12/07(日)20:55 ~ 2025/12/08(月)01:10
⑤2025/12/08(月)21:08 ~ 2025/12/08(月)23:58 - 撮影条件:
Gain200 , センサー温度 -5℃
①②③120sec x 112コマ(224分)
④⑤180sec x 119コマ(338分)
総露光時間 562分 - 編集(PixInsight):
PI:FBPP/MGC/STNET2/BXT/SCNR/CS/CURV/LRGBC/GHS/NXT/ 等
HOOに比べてSHOでは詳細構造が面白い対象です。しかし、迫力がありません。原因はSIIが薄い(S/Nが低い)ことです。
下記はいつも通り、RGB分解後センサー特性を考慮してPixelMathで合成したSIIとHa成分です。Haに比べてこれではね。。


条件の良い夜にSOを撮り増ししたいです。
■番外
遅ればせながら、天リフさんのTASC-on-リコリモ
に参加しました。「リコリモ」とはRicohの社内ベンチャーがやっている、オーストラリアリモート天文台の撮影機材(メインは、51cm・F4.4反射望遠鏡とフルサイズの冷却モノクロCMOSカメラ)による撮影計画を立てて依頼すると、リモートで撮影してくれるサービスです。
天リフさんが、このサービスを使った撮影データシェアリングモデルを企画してくれました。実験的な企画のようですが好評のようです。ナローバンドデータもシェアできるようなので、南天のすごいデータをSHO合成したくて申し込みました。
このサービスは、個人ごとに撮影計画を立てる自由度は有りませんが、複数人でデータをシェアリングするので割安で手軽です。申し込んで、希望する撮影済み対象をリクエストするとデータをDLすることができます。
私はライトコース(合計露光時間9時間分のデータ取得が可能)を申し込んで、とりあえずタランチュラ星雲南側のデータを本日DLしました。
編集結果は本ブログで公開していくつもりです。