内陸部よりは比較的気温が高いことが多い神奈川県湘南地区ですが、夜はだいぶ寒くなってきました。庭での撮影と言えど、ダウンジャケットとヒートテックは欠かせません。月がだんだん東に移動はしてきてますがまだオリオン座からは遠かった11/30(日)に、東の低い位置からモンキーヘッド星雲(NGC2174)のSO(SII,OIII)撮影を行いました。
11/28(金)は昔の仕事仲間との楽しい飲み会(後輩2人の還暦祝い)だったのですが、土曜日は腹の調子を壊してしまい1日体調がすぐれず。。ちょっと無理をするとすぐ体に現れます。しかし日曜日は回復し、夕方から極軸合わせを行って早い時間から開始できました。
そして去年の12月にL-eXtremeで撮影した写真と、SHO合成しました。下記がSHOとHOO合成した写真です。


<諸元>
- 機材:
ASI294MCPro, GS-200RC,
IRCutフィルター,AM5赤道儀 ,ZWO Off-Axis Guider + ASI 220MM-Mini ,
①② : KASAI ED屈折用0.8xレデューサーⅡ , L-eXtreme(OIII,Ha)
③ : KASAI RC用0.75xレデューサー , Askar D2(OIII,SII) - 支援ソフトウェア:
ステラリウムによる自動導入 ,PHD2による2軸オートガイド ,
ASI Mount Serverによる赤道儀連携 ,
SharpCapによるアライメント , ステラリウムから座標取得 , APTで自動導入 ,
APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 - 撮影地:
神奈川県茅ヶ崎市自宅庭(①②)、庭先(③) - 撮影日時:
①2024/12/10(火)19:38 ~ 2024/12/10(火)20:55
②2024/12/24(火)18:49 ~ 2024/12/24(火)21:48
③2025/11/30(日)20:57 ~ 2025/12/01(月)01:52 - 撮影条件:
Gain200 , センサー温度 -5℃
①②120sec x 98コマ(196分)
③180sec x 68コマ(204分)
総露光時間 400分 - 編集(PixInsight):
PI:FBPP/MGC/STNET2/BXT/SCNR/CS/CURV/LRGBC/GHS/NXT/ 等
HOOに比べて構造の色分け効果が大変面白い対象です。右を向いている猿なのですが、右耳の部分はSIIが特に強いようです。また、顎から後頭部にかけてと、額部分の構造も色分け効果により強調されています。
SCNRによる緑除去は80%です。星無し画像に対して最後にPSP上で若干の色相補正をすることにより、中心部付近を青に寄せました。これにより中心部とその周囲の緑の色コントラストが分かる様になりました。
実は、11/30は20時ごろから開始したのですが、東の低い空では、隣家前のLED街灯と、対象方向にあるアパート2回廊下に煌々と灯っているLED照明の強い影響を受けてしまい、1時間分は使い物になりませんでした。
それでも明るい対象なので、何とかうまく編集できました。