しばらくはAskarD1,D2によるSHO合成写真で楽しめそうです。今回は、まだ時期的には少し早いのですが、過去にQBPで撮影したぎょしゃ座の勾玉星雲とオタマジャクシ星雲を撮り直しました。
以前の写真もなかなか気に入っていたのですが、今回撮り直してSHO合成してみると、なかなか凄い色合いになりました。でもさすがにSHOだけあって、細部構造が色分けされているので、HOOより構造が際立っていると思っています。下記がその写真です。


<諸元>
- 機材:
ASI294MCPro, BLANCA-70EDT+KASAI ED屈折用0.8xレデューサーII ,
IRCutフィルター,AM5赤道儀 ,ZWO Off-Axis Guider + ASI 220MM-Mini ,
①Askar D1(OIII,Ha)
②Askar D2(OIII,SII) - 支援ソフトウェア:
ステラリウムによる自動導入 ,PHD2による2軸オートガイド ,
ASI Mount Serverによる赤道儀連携 ,
SharpCapによるアライメント , ステラリウムから座標取得 , APTで自動導入 ,
APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 - 撮影地:
神奈川県茅ヶ崎市自宅庭 - 撮影日時:
①2025/11/06(木)22:25 ~ 2025/11/07(金)03:54
②2025/11/10(月)22:14 ~ 2025/11/11(火)03:35 - 撮影条件:
Gain200 , センサー温度 -5℃
①120sec x 143コマ(露光時間286分)
②180sec x 81コマ(露光時間243分)
総露光時間 529分 - 編集(PixInsight / PaintShopPro):
PI:FBPP/GXP/STNET2/BXT/SCNR/CS/CURV/LRGBC/GHS/NXT/トリミング 等
PSP:色相補正 等
初日D1撮影の11/6は、近くにいた満月1日後の月の影響をかなり受けていたせいもあり、編集はなかなか大変でした。D1画像の星の数が少なかったので、星は2日目のD2画像からのみ抽出しています。
また、PSP上で若干色相補正することで、IC405とIC410の配色の違いを強調できました。
でもIC405の方はもっと茶色から赤に寄せたかった。それと、今回も青がなかなか出ませんでした。
今回のトラブル
D2の方はあと1時間ぐらい追加したかったのですが、途中2つのトラブルで時間を無駄にしました。
1つ目は、ポタ電のタイムアウト問題。いつもはカメラ用の24V(シガーライターコネクタ)と赤道儀用のACコンセントをポタ電から引いているのですが、ACコンセントからある程度負荷電流を引かないと、しばらく経つとポタ電がタイムアウトしていきなり落ちることを失念していて、この日に限ってなぜか赤道儀の電源はテーブルタップから取ってしまいました。
最近自動子午線反転時のトラブルが多いので、一応FLIP時刻に目覚ましをかけておいて良かった。確認すると、子午線反転は出来ていたのですが、なぜか画像セーブエラーが多発していました。ログをさかのぼるとFLIPに入る前になぜか突然カメラ切断のログが出ていました。赤道儀動作は問題なさそうでしたが、ポタ電が見事に落ちていました。影響のない、ノートPCの電源をポタ電のコンセントに接続して復旧しました。
2つ目は、AM5赤道儀へのPower供給プラグのルーズコンタクト。普通のACアダプタ用のジャックなのでロック機構が無い事があだとなり、意識していないといつの間にかルーズコンタクトになっているようです。ポタ電を復帰させて、APTを再起動後開始してみると途中で赤道儀の瞬低。すぐに復帰するのですが、ガイドがおかしくなり数枚ボツになりました。赤道儀に貼っている抜け防止用のケーブルバンドでしっかり固定し直して再スタートしました。