NGC281に続いて次の日の9/17に庭の同じ位置で、カシオペア座LBN673周辺を撮影しました。NGC281に比べて淡い対象なので、多く撮影する必要がありましたが、この日は雲がほとんど無く早い時間から始められたので1日で枚数を稼げました。
下記が仕上げた写真です。

<諸元>
- 機材:
ASI294MCPro ,
GS-200RC(D=203mm,f=1624mm)+KASAI ED屈折用FLL,
AM5赤道儀 , ZWO Off-Axis Guider + ASI 220MM-Mini ,
LeXtremeフィルター ,IRCUTフィルター - 支援ソフトウェア:
SharpCapによるアライメント , ステラリウムから座標取得 , APTで自動導入 ,
APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 ,
PHD2による2軸オードガイド , ASI Mount Serverによる赤道儀連携 - 撮影地:
神奈川県茅ヶ崎市自宅庭 - 撮影日時:
2025/09/17(水)21:39 ~ 2025/09/18(木)04:10 - 撮影条件:
Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
120sec x159コマ
総露光時間 318分 - 編集(PixInsight):
FBPP/GXP/STNET2/BXT/LRGBC/NN/CS/CURV/NXT等
ディザリングによるズレのため周囲を若干トリミング除去
追加撮影が必要かもしれないと思いつつとりあえず編集してみました。結果としては満足しています。これなら追加撮影は無しです。
複雑なHII領域の構造を描写できたと思っています。
LBN673は、カシオペア座のIC1848(胎児星雲)の一部です。胎児の腕の部分に当たります。胎児が掴もうとしているボックグロビュール周辺を大写しにするつもりで撮影しました。
下記はアノテーション(クロップ前の画像で作成)です。

胎児が掴もうとしているボックグロビュールは、幅が1.5'ほどです。胎児星雲IC1848の幅が約21光年なのでこの見かけ1.5'の幅を持つボックグロビュールの実サイズ幅は、0.6光年ほどでしょうか。NGC281のよりかなり規模が小さい感じです。
目立つボックグロビュールの周囲には、だいたいM16の創造の柱に似た活発な星形成領域が存在します。この形も千差万別で面白いですね。
下記は、IC1848(胎児星雲)と右隣のIC1805(ハート星雲)を同一画角に入れて去年の10月にFMA135を使って撮影した、Heart&Soul 写真を使って今回の画角を示したものです。

Heart&Soulの場所は以前も掲載しましたが、再掲しておきます。
