今日は出社日だったのですが、予報では午後傘マークが有ったので、昨日「IC1848の一部」を撮影した機材全てを出社前に撤収しなければなりませんでした。そしてこのブログを書いていると強い雨が降ってきました。
さて、夏も終わりに近づき我が家の庭からは、カシオペア座やペルセウス座が撮影好機となってきました。今回は、過去何回か撮影しているカシオペ座にあるNGC281(パックマン星雲)です。
GS-200RCで大写しにするのは初めてです。前回は、一昨年の10月の撮影でした。
この時はF6屈折の小口径で、口から火を吐いているような姿が写って感動しました。そして今回は、フィールドフラットナーレンズ使用のF8、203mm鏡で少しはみ出ることを覚悟の上で撮影しました。

<諸元>
- 機材:
ASI294MCPro ,
GS-200RC(D=203mm,f=1624mm)+KASAI ED屈折用FLL,
AM5赤道儀 , ZWO Off-Axis Guider + ASI 220MM-Mini ,
LeXtremeフィルター ,IRCUTフィルター - 支援ソフトウェア:
ステラリウムから座標取得 , APTで自動導入 , SharpCapによるアライメント,
APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 ,
PHD2による2軸オードガイド , ASI Mount Serverによる赤道儀連携 - 撮影地:
神奈川県茅ヶ崎市自宅庭 - 撮影日時:
2025/09/16(火)23:16 ~ 2025/09/17(木)02:45 - 撮影条件:
Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
120sec x 87コマ
総露光時間 174分 - 編集(PixInsight):
FBPP/GXP/STNET2/BXT/NN/LRGBC/CS/CURV/NXT等
かなり迫力が出ました。でも中心がズレていますね。ステラリウムでNGC281の座標を拾ってGOTOしたのに。
今回はRGB分解してからセンサー特性を考慮して再合成することはやっていません。星雲の色合わせは、NNによるHOOモードでOIII強調したのみです。
もう少し拡大して巨大なボックグロビュール周辺を切り出してみました。

ボックグロビュールは、高濃度のガスや塵が密集して後ろの星の光を遮っています。近赤外で撮ると星が写るのでしょうか。
直径が約96光年ですから、目測でその約1/15と仮定すると中心のボックグロビュールの幅は6.4光年となります。オールトの雲を含めた太陽系の直径が約2光年ですから、その3倍とちょっとということになります。この範囲にいったいいくつの恒星が生まれるのでしょうか。
この星雲は、地球から9600光年にある天の川銀河系内の天体です。下記はアノテーションです。

星雲内にある散開星団IC1590は、青くて若い恒星が多いのが分かりますね。