11/29(金)と11/30(土)にIC63・IC59を撮影しました。月没時刻がだんだん遅くなってきているのですが、まだ問題ありません。これらの星雲はカシオペ座のW字中心のナビ(γ星)に照らされた反射星雲です。
この対象去年は酷い結果に終わっています。
原因は隣の家(東側)の前にあるLED街灯の光害です。庭または庭先(駐車場)から、東の空から上がって来る北天の天体を狙う場合には、このLED街灯の影響が大変大きいことが最近わかってきました。
今回もこの影響が凄く酷い写真なのですが、前回よりは多少良くなりました。下記が仕上げた写真です。

<諸元>
- 機材:
ASI294MCPro ,GS-200RC(D=203mm,f=1624mm),KASAI RC用0.75xレデューサー ,
, AM5赤道儀 , ZWO Off-Axis Guider + ASI 220MM-Mini
, IRCutフィルター , L-QEF - 支援ソフトウェア:
ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
APTによるピント調整支援、GOTO++(失敗)、ディザリング撮影 ,
PHD2による2軸オードガイド , ASI Mount Serverによる赤道儀連携 - 撮影地:
神奈川県茅ヶ崎市自宅庭 - 撮影日時:
2025/07/29(金)23:04 ~ 2025/07/30(土)03:20
2025/07/30(土)22:21 ~ 2025/07/31(日)03:04 - 撮影条件:
Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
240sec x 57コマ(228分) - 編集(PixInsight):
FBPP/GXP/STNET2/SPCC/BXT/SCNR/LRGBC/GHS/CT/CS/NXT等
右下の光条が上半分だけ写っているのが、W字の真ん中ナビです。正中時刻はAM4時頃なので、まだ撮影するには早かったようです。どちらの日も最初の方のコマは、星雲を撮影しているというより全体に広がったLED光害を撮影していると言っても過言ではないほどでした。BLINKでは、たまに通過した雲の影響と電線帯通過コマを除いて87コマ選別したのですが、FBPPでIntegrationされたのは57コマという惨状でした。
MultiscaleGradientCorrectionのGradientScaleの値を小さくして何とかカブリ傾斜をフラットにはしたものの、R成分全体に淡いカブリが広がっている状況でした。
色々駆使して仕上げましたが、反射星雲の淡い部分は描写できていませんね。
ナビにより励起したHa線もかなり出ているようなので、デュアルナローでも狙ってみたいとは思います。いずれにしても9月かな。
前回と異なり、レデューサーを新調して少し画角が広がったことにより、ナビを写外に置いてIC63とIC59をバランスよく画角に入れました。また光害の傾斜補正をうまくできたことにより、広く切り出せました。
下記はアノテーションです。
