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白鳥座_まゆ星雲2

最近AI活用の場がどんどん広がっているという実感があります。主に組み込み寄りのソフトウェア開発を行っている私の職場でも、入社間もない若者が、先輩が教えてやれない(=教える余裕が無い)事を、すぐにAIに聞いてあっという間に答えを出してきます。

生成AIによる模範解答であることがすぐにわかるコードも増えてきました。コードにはその人の性格が出ると疑わない年寄りには悲しい現実です。でもAIもまだまだ万能ではありません。複雑な古いコードの問題点をAIに聞いてみると、当たり障りの無い答えが返ってきて使い物にならない事も多いです。

そして若者はちょっとAIに頼り過ぎなのでは?って思ってもいます。基礎をまったく理解していないまま目の前の問題解決が出来てしまう。これって、新しいものを生み出す時に必要になる、目に見えない「考える力」みたいなものが全く育たないし、応用力が身に付かないって気がしてしまいます。

昔から理科系の技術職には、国語力が大変大事であるとは思っていましたが、今後はAIに尋ねる文章を考える能力という意味で「国語力」がますます重要になることは間違いありません。開発現場では極端には、「技術力=AIを使う能力=国語力」という時代が来るのでしょうか。

こんなことは職場では言いません。私なんかが発言しなくても、AI活用事例的な教育が充実しているきちんとした会社なんです。

天体写真編集の世界でAIを使いまくって楽しているやつが、仕事でAIを使う若者を批判するな!なんて諸先輩方に怒られそうですね。

さて前置きが長くなってしまいましたが、今回は前回記事で予告した通り、

webkoza.hatenablog.com

L-QEFによるブロードバンド撮影を行って、その画像を合成するという編集を行ってみました。下記が仕上げた写真です。

※2025/7/26 写真差し替え:どぎつい星雲の色の緩和・荒さを少し緩和,誤記訂正

2025/7/21,23撮影 まゆ星雲(SH2-125)

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro ,
    GS-200RC(D=203mm,f=1624mm),KASAI RC用0.75xレデューサー ,
     , AM5赤道儀  , ZWO Off-Axis Guider + ASI 220MM-Mini
     , IRCutフィルター , ①L-eXtremeフィルター , ②L-QEF
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
    APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 ,
    PHD2による2軸オードガイド  , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅庭
  • 撮影日時:
    ①2025/07/21(月)21:43 ~ 2025/07/22(火)03:30
    ②2025/07/23(水)22:50 ~ 2025/07/24(木)03:37
  • 撮影条件:
    Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
    ①120sec x 145コマ(290分)
    ②240sec x 64コマ(256分)
  • 編集(PixInsight):
    FBPP/GXP/STNET2/SPCC/BXT/SCNR/LRGBC/GHS/CT/CS/NBCM/NXT等

L-QEFによる撮影画像は、傾きの有るカブリ以外に、全体的に赤色の滲みのようなものが拡がってしまい、GXPでもMultiscaleGradientCorrectionでも取り切れませんでした。22:30過ぎには薄雲もかなり無くなってきたので始めたのですが、完全では無かったのかもしれません。また、全体に広がった光害カブリの影響なのかもしれません。いずれにしても露光時間を増やせばS/Nが上がり改善するのかどうか興味があるところです。

しょうがないので、②からは、Starnet2で分離した星雲画像のG,B成分のみを使用しました。本当は星画像は②から取得して、たくさんの微恒星を表現したかったのですが、②の星の色が出ず、青い星も赤っぽくなってしまったので諦めました。

<①L-eXtremeによる星雲RGB画像:非リニア>
       |   <②L-QEFによる星雲RGB画像:非リニア>
       |                   |                  |   RGB分解
       |           <②のG>   <②のB>
       |                   |                   |  NBColourMapper
<*****  ③合成画像  *****>

①②はSPCCで色合わせやしておいた画像から取り出して各々BXTかけてからストレッチ後色々編集(ストレッチ後のLRGBによるクロマノイズ除去など)をしたものです。②は①に明るさを合わせてからRGB分解したG,Bを使用しました。

この後は、③の画像をストレッチして色々編集してNXTをかけた後、一旦PaintShopPro上で色相補正を行いました。

青っぽい反射星雲の姿をうまく追加できたと思っています。デュアルナローの星雲画像に、L-QEFのB,G成分を合成するのは、反射星雲を追加するためには良いかもしれません。邪道でしょうか。

目論見通り青系の色味が増したので、トリミング前の画像も掲載しておきます。

2025/7/21,23撮影 まゆ星雲(ノートリ)

端の方を良く見ると、セッティングやり直して2日に渡って撮影したことによるズレが見えてしまってますが、全体としては意外と綺麗です。

西に伸びている、ダークレーン「Barnard 168」の一部も何となくわかります。

やっぱり背景少し荒いですね。スマホで夜は見ないでください(^_^;) 自動背照調整かかると目立つので。




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