最近のこの時期、20cm F6 RC鏡とOSCカメラを使って、銀河の撮影をしています。市街地の自宅庭からの撮影のため時間をかけないといけないので、2日か3日かけるのですが、なかなか良い写真になりません。訪問していただいた方にはすいませんが、酷い写真もログのためアップしています。
今回はクジラ銀河NGC4631と同じりょうけん座にある、渦巻き銀河M94です。クジラ銀河よりはりょうけん座の中心部にあります。
Croc's Eye Galaxy(ワニの目銀河)や、Cat's Eye Galaxy(ネコの目銀河)とも呼ばれるようです。
下記が仕上げた写真です。

<諸元>
- 機材:
ASI585MCPro ,
GS-200RC(D=203mm,f=1624mm),KASAI RC用0.75xレデューサー ,
, AM5赤道儀 ,QHY5L-IIM+3cm 130mmガイド鏡
, DTDフィルター - 支援ソフトウェア:
ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
APTによるピント調整支援、GOTO++(失敗)、ディザリング撮影 ,
PHD2による2軸オードガイド , ASI Mount Serverによる赤道儀連携 - 撮影地:
神奈川県茅ヶ崎市自宅庭 - 撮影日時:
①2025/04/21(月)21:55 ~ 2025/04/22(火)01:17
②2025/04/29(火)21:19 ~ 2025/04/29(火)21:28
③2025/04/29(火)21:45 ~ 2025/04/30(水)01:13 - 撮影条件:
Gain250 , Offset5 , センサー温度 -5℃
①③240sec x 56コマ(224分)
②7sec x 9コマ(63秒) - 編集(PixInsight):
FBPP/GXP/SPCC/BXT/GHS/SCNR/CT/CS/NXT等
この銀河は中心が大変明るいセイファート銀河の一つです。中心部が明るすぎてExp.Time 240secでは中心部が白飛びしていまい、ほとんどの中心部構造が失われてしまったので、7secで撮影・スタックしたものをHDR合成してみました。さすがに7secでは星の数が少なすぎるせいか、FBPPで半分以上落とされ、Integrationされたのがたったの9コマでした。
それでも中心部の白飛びは回避できたので丁寧に編集してみました。
中心部構造とその周りの淡い腕が、それなりに表現できました。外周に存在する暗いリングの外側にはさらに淡い銀河の一部が有るはずなのですが、ほとんど描写できていません。
今度は、240secの撮り増しと、7secでは無くてもう少し延ばして撮影してみたいです。
下記はアノテーションです。

長手12' ほどもある大きな銀河ということが分かりますが、暗いリングの外側の部分を入れればもっと大きそうです。