庭で2日間露光して撮影した、クジラ銀河NGC4631です。0.75xレデューサーによるファーストライトです。そして初めての撮影対象でした。
前回レデューサーによるケラレの影響によりボツ撮影となった次の日に、レデューサーの接続を変更して完全にケラレの影響は無くなったのですが、子午線反転動作後寝てしまった後にガイド精度が酷くなり、かなりのコマが使えませんでした。理由は良くわかりませんがガイド鏡の結露か薄雲か。。さらに次の日の昨日も撮影して何とか60コマ確保しました。
下記が仕上げた写真です。

<諸元>
- 機材:
ASI585MCPro ,
GS-200RC(D=203mm,f=1624mm),KASAI RC用0.75xレデューサー ,
, AM5赤道儀 ,QHY5L-IIM+3cm 130mmガイド鏡
, DTDフィルター - 支援ソフトウェア:
ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
APTによるピント調整支援、GOTO++(失敗)、ディザリング撮影 ,
PHD2による2軸オードガイド , ASI Mount Serverによる赤道儀連携 - 撮影地:
神奈川県茅ヶ崎市自宅庭 - 撮影日時:
2025/04/17(木)21:05 ~ 2025/04/17(木)23:03
2025/04/18(金)20:13 ~ 2025/04/18(木)23:40 - 撮影条件:
Gain250 , Offset5 , センサー温度 -5℃
240sec x 60コマ(240分) - 編集(PixInsight):
FBPP/GXP/SPCC/BXT/SCNR/CT/CS/NXT等
まだまだではありますが、青色とHII領域の赤色を何とか出す事ができました。特に中心から背中(腹?)付近のオレンジ(スターバーストの影響?)を出すのに苦労しました。
それにしてもまだ露光時間が足りないと感じます。さらに露光時間を取ればもっと階調が豊かになる感触は有ります。
この銀河は、真横から見た棒渦巻銀河で、中心部では星形成が活発なスターバーストが発生しているようです。
下記はアノテーションです。

長手方向の視直径は15' ほどもあります。明るさは9.19等級と子持ち銀河M51の8.1等級よりは暗いです。上に写っているのはNGC4627という伴銀河です。
この銀河はりょうけん座という星座にあります。有名で明るい北側のおおぐま座(北斗7星)と南側のおとめ座に挟まれた位置に、北からりょうけん座、かみのけ座があります。α星はりょうけん座が3等星、かみのけ座が4等星ですので、都市部からは肉眼でほとんど見えない星座です。
下記は位置を示す星座絵です。左が天の北極です。
