前回M63の記事で、DTD+IMX585のフィルターデータを作ると宣言してましたので、作って試してみました。
FilterManagerへの登録データを作成
PIのFilterManagerでは、フィルターとセンサー特性をMIXした「Transmission-波長」特性を登録します。まず、DTDフィルターのcsvファイルは下記からありがたくDLさせていただきました。ありがとうございます。
次に585MCPのセンサーであるIMX585のデータをcsvファイル化したものが無いか探したのですが、こちらは見つかりませんでした。図を見ながら部分的に関数近似して作成することも考えたのですが、ポイント数が多いのでかなり大変そうなのでやめて、グラフのイメージデータから直接データを抽出できる下記のツールを使用しました。
このツール大変使いやすく、GUIも直観的でわかりやすいです。ただ、図の解像度の問題で、取りこぼしたりR/G/Bのグラフが重なっている所は抽出出来なかったりします。また、細かく抽出する設定をすると、同じ波長で複数のデータが生成されたりします。
後者はエクセルの重複レコード削除機能を使って重複グループ毎の最初のレコードを採用すれば問題無いと思います。また、取りこぼしたデータはエクセル上で手動補完しました。
あと、最初に水平・垂直軸の目盛り位置とインターバルを軸とメモリの交点を各々2点ずつポイントすることにより登録するのですが、軸線の色が薄いとポイントできなかったりします。私の場合はPaintShopProで上から濃い線で上書きしたら成功しました。
詳細は下記を参考にさせていだきました。ありがとうざいます。
こうして作ったカーブが下記です。



M83
4/7は最初M83を撮影したけどフェンスカブリにより途中でやめたと書きましたが、確認してみると何とか3コマ使えそうだったので、SPCCの実験のために編集してみました。ひどい写真ですが、たった3コマでもそれなりに色が出ています。でも相関性が向上したかどうかは良くわかりませんでした。

<諸元>
- 機材:
ASI585MCPro ,
GS-200RC(D=203mm,f=1624mm),KASAI ED屈折用0.8xレデューサーⅡ ,
, AM5赤道儀 ,QHY5L-IIM+3cm 130mmガイド鏡
, DTDフィルター - 支援ソフトウェア:
ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
APTによるピント調整支援、GOTO++(失敗)、ディザリング撮影 ,
PHD2による2軸オードガイド , ASI Mount Serverによる赤道儀連携 - 撮影地:
神奈川県茅ヶ崎市自宅庭先 - 撮影日時:
2025/04/07(火)23:46 ~ 2025/04/08(火)00:46 - 撮影条件:
Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
240sec x 3コマ(12分) - 編集(PixInsight):
FBPP/GXP/DSNR/BXT/SXT/CT/CS等
拡大とセンタリングのためトリミング