以下の内容はhttps://webkoza.hatenablog.com/entry/2025/04/10/153341より取得しました。


ひまわり銀河M63_DTDフィルター実験

 2025/4/7,4/8と2日間連続で晴れてくれました。かなり月が威張ってきていましたが、585MCPと先日調達したIDASのDTDフィルターを使って撮影してみました。

 対象に選んだのはひまわり銀河M63。北斗七星の南に位置するりょうけん座に有る、明るくて大きな銀河です。去年の5月にR200SSとCBPを使用して212分露光しました。星像がxですが銀河像はかなり良い出来でした。F4鏡の威力は凄いものがありますね。

webkoza.hatenablog.com

 今回はいつものようにGS-200RCをF6.4鏡として使って、カメラもフィルターも異なります。LED街灯や市街地光害の中、F6.4鏡とOSCカメラで銀河の青をどこまで出せるかという課題に対する実験です。

下記が仕上げた写真です。

2025/4/7,8撮影 りょうけん座 ひまわり銀河(M63)

<諸元>

  • 機材:
    ASI585MCPro ,
    GS-200RC(D=203mm,f=1624mm),KASAI ED屈折用0.8xレデューサーⅡ ,
     , AM5赤道儀  ,QHY5L-IIM+3cm 130mmガイド鏡
     , DTDフィルター
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
    APTによるピント調整支援、GOTO++(失敗)、ディザリング撮影 ,
    PHD2による2軸オードガイド  , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅庭先
  • 撮影日時:
    ①2025/04/08(火)00:48 ~ 2025/04/08(火)03:58
    ②2025/04/08(火)22:32 ~ 2025/04/09(水)03:34
  • 撮影条件:
    Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
    ①240sec x 37コマ(148分)
    ②240sec x 57コマ(228分)
    計376分(6時間16分)
  • 編集(PixInsight):
    FBPP/GXP/DSNR/BXT/SXT/CT/CS等
    拡大のためトリミング

銀河像所感

 ストレッチ後CSで同率で彩度増加するだけで自然に青が出てくれました。そしてHII領域の赤も良く出ています。このことは私にとって大きな成果です。去年のF4鏡写真と比べて細部描写は少し劣っている気がしますが、さらに露光時間を上げればまだ良くなる感じはしています。

星像について

 それぞれの星の色も自然に彩度増加すれば問題無いと感じています。明らかにGNBより良い感じです。ただやはり輝星ハロが出ます。でもBaader Planetariumのフィルタードロワーの位置をセンサーにより近づけたことと、GNBよりハロが出にくい特性であることにより、そんなに酷くは無いのですが、ハロ除去処理は行っています。ドロワーをセンサー筐体に直結させるために、センサー側取り付けアダプター42mmメスのタイプを手配中です(現在は48mmメス)。

撮影苦労話

 初日は24時前に、青が美しいM83の撮影を開始したのですが、望遠鏡の配置位置が悪くて、子午線反転後からなんと我が家のフェンスにカブリ始めてしまい、途中で諦めました。高度の低い天体を甘く見ていた。。非常に少ないコマしか無いのですが、時間が有れば編集してみます。M83も去年5月にR200SSを使って撮影しているのですが、おそらく今回とは異なってフェンスが切れている駐車場南先端角部に望遠鏡を配置したものと思われます。ここは今現在使えません。理由は、家(南西側道路と南東側道路の角地)の南西側道路に出現した超明るい白色LED街灯の影響です。この街灯、以前はもっと暗かったのですが自治会員の要望で明るいものに交換されたのだそうです。。ほんと昼間みたいな明るさです!

 GNBフィルターもそうなのですが、DTDフィルターでも、APTでどうしてもPlateSolvingが失敗します。幸いSharpCapの「プレートソルブ後再同期」は成功するので、アプリ間を行ったり来たりするのですが、SharpCapでは完全に天体がセンターに入らず手動微調します。これにより、子午線反転が自動で行えないという大変面倒なことが今後の課題です。

編集

 NXTを導入してからは使っていなかった、DeepSNRを使用しました。コアバージョンアップのタイミングだと思いますが、いつのまにかこのプロセスが無くなっていたので、レポジトリを追加して再度インストールしました。起動してみるとModel Verが2に上がっている模様で、リニア画像に適用してみるとこれが効果絶大。Strengthはデフォルトの1としました。DSNRは、S/Nが悪い画像にかけると存在しない星状のものが出現してしまうことが有ったのですが、今回は全く起きませんでした。

 SPCCは行ったのですが、あまり相関が取れていません。DTDフィルターのデータが無いのも原因かもしれないので、次回までにデータを作り込もうと思います。GNBのデータを基にすれば以外に簡単に作れそうです。

アノテーション

 下記はアノテーション画像です。トリミング前の写真です。

右下に、PGC46093とPGC219178という銀河も微かですが写っています。また良く見ると意外と多くの銀河が写り込んでいます。他はPIではマーキングできませんでした。

 




以上の内容はhttps://webkoza.hatenablog.com/entry/2025/04/10/153341より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14