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イルカの頭星雲 sh2-308

気付いたらもう2月。寒いわけですね。若い頃から朝が弱くしかもかなりの寒がり体質なのは今も変わっておらず、朝の通勤が堪えます。北国の方には怒られそうですね。明日の日曜日は南関東でも雪が降るところが有るとの事なんですが、午前中に車による来客が有るので少し心配です。

さて、今回は表題の通りイルカの頭星雲(sh2-308)です。ミルクポッド星雲とも言います。生乳を飲むと腹を壊す私にはなじみの無い単語なので、イルカの頭の方がしっくりきます。

この星雲は、おおいぬ座の-1等星シリウスの7°ぐらい南に位置し、南天のかなり低い軌道を動くため、南の住宅の明かりの影響を受けやすい天体です。主にOIII線で輝く天体ですが大変淡いため全体を写し出すには、OSCカメラではデュアルナローバンドフィルターが必須で、いずれにしても長時間露光が必要で、難敵として有名です。

南天の撮影は南南東に面している庭の先の我が家駐車場(1台分)の道路側フェンス(高さ約1.5m)ギリギリに三脚を立てます。そうしないと道路端の電線の餌食となるからです。道路とフェンスは南東方向に伸びているのですが、約4m幅の道路の向いは幸いにも休耕畑が広がっているので、我が家の敷地から南天を狙えるわけです。この休耕畑に住宅が建ってしまうと、南天は絶望的となるので私が元気に天体写真を撮れる間はこのままで!っと勝手に願っています。

フェンスからこの天体が顔を出すのが20時頃、その後南西の電線に沈むまでが勝負です。当然1日では撮りきれないので、少しずつ今回は過去最長の6夜使いました。*1

1/31の夜にFBPPを仕掛けてから寝て、2/1の午前中に仕上げたつもりだったのですが、2/1夜この記事を書き始めてから、1日分の画像が丸々漏れていたのに気づいて、今FBPPをやり直しています。1/31のFBPPは3.5時間ぐらいかかっていたので、今回は4時間ぐらいか。。この記事が完成するのは、2/2になってしまいそうです。(ここで執筆中断。。)

・・・

という事で編集もようやく終わりようやく仕上げた写真です。

2025/1/17他6夜撮影 イルカの頭星雲(sh2-308)

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro ,
    BLANCA-70EDT(D=70mm,f=420mm),KASAI ED屈折用0.8xレデューサーⅡ ,
     , IR-Cutフィルター ,AM5赤道儀  ,QHY5L-IIM+3cm 130mmガイド鏡
     , L-eXtremeフィルター
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
    APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 ,
    PHD2による2軸オードガイド  , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅庭先
  • 撮影日時:
    2025/01/23(日)20:03 ~ 2025/01/24(月)00:18
    2025/01/25(火)19:41~ 2025/01/26(水)00:26
    2025/01/26(水)20:33 ~ 2025/01/27(木)01:09
    2025/01/28(金)21:38 ~ 2025/01/29(土)01:01
    2025/01/29(土)20:56 ~ 2025/01/30(日)00:56
    2025/01/30(日)19:12 ~ 2025/02/01(月)00:53
  • 撮影条件:
    Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
    120sec x 546コマ(1,092分:18時間12分)
  • 編集(PixInsight):
    FBPP/GXP/BXT/SXT/LRGBC/NBN/GHS/NXT/等
    周囲ズレ部分除去と拡大のためトリミング

いいんじゃないでしょうか。クチバシや内部構造もバッチリですし、一部背景の赤い部分や周りの淡い部分も何とか写っています。一応自己目標は十分に達しました。

この天体、トールの兜星雲(NGC2359)と同様に、近い将来超新星爆発する中心の青色巨星(ウォルフライエ星)HIP33165による強い恒星風が吹き飛ばした星間雲が、HIP33165からの強い紫外線で電離している電離星雲だそうです。トールの兜より整った形をしていますね。どうしてこういう違いが生まれるのでしょう?

HIP33165は、地球から近い距離にあるのだそうですが、その値は1,875光年〜5,868光年と研究者によってかなりバラついているそうです。

下記はアノテーションです。北に写っているのはsh2-303で、HIP33165によって励起されている可能性がある様です。南のsh2-308寄りの部分は、青くOIII線が強いのがわかります。これがHIP33165の影響なのでしょうか。

下記はイルカの頭星雲sh2-308の場所を示す、2/1の20時ごろの南天です。おおいぬの腹のあたりにあります。

イルカの頭星雲の場所2025/2/1 20:00頃:ステラリウムより

 

*1:実は初日は1/17に雲が出る前に21枚ほど確保したのですが、延長チューブサイズを間違えていて、周囲の星の形がガッタガタなのでボツにしました。




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