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PixInsightのコアバージョンアップ

PixInsightのコアバージョンが1.8.9-3から1.9.0に上がりました。少し様子を見ていましたが1.9.2がリリースされ、そろそろと思いバージョンアップしました。

PixInsightはコアバージョンアップ時にトラブルというイメージが有って怖いのですが、思い切ってやりました。すると、特に何もなく無事に終わったように見えました。tensorflow.dllもそのままGPU対応のものになったようです。

軽いトラブル

まずは1/17に撮影したsh2-308(イルカの頭星雲)を使って実験してみました。この日は雲が速く出て来てしまってスタックできたのはたったの21コマですが、これ以上撮影継続する価値が有るかどうかの見極めも兼ねて、編集を進めてみました。スタック後の画像はS/Nが結構低く見えますが、何とか写っているのでこのまま撮影を重ねることとします。ところが、星画像の取り出し用画像のSPCCによる色合わせのために、まずはImageSolverをやろうとしたら、あれ?Scriptが無い!

1.8.9-3のImageSolverの場所に無い!

Scriptの場所が変更になっていました

1.9.2  のImageSolverの場所:Script - Astrometry

これなかなか気付けませんでした。。Scriptの場所を探せるように、検索機能か、せめてProcess同様Script Explorerが有ればいいのに。。
Forumの記事を読み込んでいるうちに、「Script - AstrometryのImageSolverを起動」みたいな記事を見て、え?って感じでした。

MultiscaleGradientCorrection

そしてMultiscaleGradientCorrection(MGC)。このバージョンから追加になったカブリ補正ツールです。この詳細については、いつも有用な情報に大変助かっている下記ブログの記事を参照してください。(あらためて見るとImageSolverの新しい場所も書いてありました!)

snct-astro.hatenadiary.jp

さっそくFBPPで21枚スタックした画像にImageSolverをかけて、SpectrophotometricFluxCalibration(SFC)を実施後、MGCをデフォルトで実行したら、

No reference data found for filter 'R'

というエラー。Forumで調べてみると、「まだデータ収集できていない領域であることによるエラー」だそうです。MGCは集めたリファレンスデータを基に補正を行うツールですが、まだ全域をカバーできておらずこういう事もあるようです。

今回の実験に使った未対応領域は下記です。

sh2-308 , f=336mm , マイクロフォーサーズセンサー

しょうがないので、先日編集したsh2-280(バラのつぼみ星雲)に変更して実験しました。

S/Nが低い画像ではずかしいのですが、最初の画像はディザリング撮影して1x drizzle Integration直後の画像(以後全てstfでauto stretchしたもの)

drizzle1xインテグレーション直後の画像 ①

左下から右上にかけての傾斜が有ります。

次は①にGraXpert 適用(前回の編集で使用)後の画像

GraXpert 適用

そして、①にMGCをデフォルト設定で掛けた画像

MGC Gradient scale = 1024

傾斜は取れているように見えますが、強くかかり過ぎて星雲構造も欠落しています。

最後は①にMGCをGradient scale = 2048で掛けた画像

MGC Gradient scale = 2048

星雲構造の欠落が若干残るも、傾斜はきれいに無くなっていると思っています。GXPの画像と比べて正直どちらが良いか私には難しいです。ただ、わかりにくいのですがGXPの画像に比べノイズが少ないようには見えます。

MGC Gradient scale = 2048 の画像を基に星雲画像を最後まで編集してから、前回の星画像と合成してトリミングしたものが下記の画像です。

MGC Gradient scale = 2048 で最後まで編集したsh2-280

前回ピンクが強すぎたので今回はHOOによる色合わせを行わずにOIII強調を行っている点が異なりますが、周囲の淡い構造が前回よりもより結構浮かび上がっていると思います。しかし中心の淡い構造が少し損なわれている気もします。。

 




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