コウモリという名の付く星雲は他にもあるので、タイトルは英語表記で「The Bat Nebula」としました。
この星雲は白鳥座の網状星雲東側(いの字の左)の最も南部分です。NGC6995という番号があります。例によってGS-200RCに0.8xレデューサーを付けてf=1299mm,合成F6.4で撮影してみました。
白鳥座は夏の星座ですが、高度があるため、この時期でも早い時間帯であれば西の空で撮影ができます。庭からだと、19:30ぐらいまでしか狙えないため、機材セッティングの直後から少しづつ3日間撮り溜めました。
下記が仕上げた写真です。
※写真回転するの忘れてたので上が東になるように回転した写真に差し替え
(2024/12/04 17:12 )

<諸元>
- 機材:
ASI294MCPro ,
GS-200RC(D=203mm,f=1624mm),KASAI ED屈折用0.8xレデューサーⅡ ,
, IR-Cutフィルター ,L-extremeフィルター,
AM5赤道儀 ,QHY5L-IIM+3cm 130mmガイド鏡 - 支援ソフトウェア:
ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 ,
PHD2による2軸オードガイド , ASI Mount Serverによる赤道儀連携 - 撮影地:
神奈川県茅ヶ崎市自宅庭 - 撮影日時:
2024/11/30(土)18:19 ~ 2024/11/30(土)19:27
2024/12/01(日)18:31 ~ 2024/12/01(日)19:21
2024/12/02(月)18:36 ~ 2024/12/02(月)19:17 - 撮影条件:
Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
120sec x 68コマ(136分) - 編集(PixInsight):
FBPP/GXP/BXT/SXT/GHS/NBN/NXT等
フルサイズ換算焦点距離 2,570mmにトリミング
このセットでは広げた羽が少し切れてしまってますね。さらに周囲をほんの少しトリミングで落としています。
S/Nがわりと良いせいか、疑似AOO後取り出した星雲をストレッチした後、scnrで緑成分を除去しただけで、星雲の青色が良く出ました。
LRGBCombinationによる強調で使うLは素直にRGB画像から取り出したL画像を使用しました。Haが支配的の場合はHa画像を使用したりしますが、今回はOIIIもかなり写っているので、Haを使ってしまうとバランスが極端に崩れるためやめました。
Narrowbandnormalizationも使ってOIIIを若干強調していますが、色相はあまり変わっていません。普段星雲画像に対してはあまり使用しないColorSaturationで彩度は結構上げています。
下記はアノテーション画像です。

PixInsightでは、NGC6995は片方の羽だけのようにマーキングされています。羽の端から端(北から南)まで36' ぐらいの広がりがあります。
「いの字」は今年の7月に撮影しています。下記がその記事です。
前回もやりましたが、今回もこの時のスタック済み画像を使って再編集してみました。下記がその写真です。

5カ月程度経過していますが、この間私の処理技術は進化したんだなあと、あらためて実感できました。NXTとSXTを購入したりして、お金もかけてますけどね。