M31の撮影の後、カメラを水平に戻してハエ星雲周辺を撮影するというスタイルを2晩続けました。今回はこの時のハエ星雲(NGC1931)周辺です。
焦点距離336mm+マイクロフォーサーズセンサーだと、ハエ星雲を中心にして左にM36,右にIC417がバランス良く収まるためこの構図にしました。そしてIC417周辺の淡いHII領域が、L-eXtremeフィルターでどこまで映し出せるか楽しみでした。
下記が仕上げた写真です。

<諸元>
- 機材:
ASI294MCPro ,
BLANCA-70EDT(D=70mm,f=420mm),KASAI ED屈折用0.8xレデューサーⅡ ,
, IR-Cutフィルター ,
AM5赤道儀 ,QHY5L-IIM+3cm 130mmガイド鏡
L-extremeフィルター - 支援ソフトウェア:
ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 ,
PHD2による2軸オードガイド , ASI Mount Serverによる赤道儀連携 - 撮影地:
神奈川県茅ヶ崎市自宅庭 - 撮影日時:
①2024/11/04(月)22:36 ~ 2024/11/05(火)00:10
②2024/11/08(金)23:35 ~ 2024/11/09(土)03:54 - 撮影条件:
Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
①120sec x 30コマ(60分)
②120sec x 105コマ(210分)
総露光時間 270分 - 編集(PixInsight):
FBPP/GXP/BXT/SXT/GHS/NXT等
フルサイズ換算焦点距離 718mmにトリミング
中心の明るいハエ星雲(NGC1931)が際立っています。IC417周辺からNGC1931の上部に渡る淡いHII領域が結構写ったので少し感動。右下にオタマジャクシ星雲(IC410)の一部も写っています。
色指数(B-V値)0~0.6の青い星々が多いM36との対比が美しいです。
下記はアノテーション

スパイダー星雲(IC417)の淡い周辺も含めると1°以上もの広がりを持っていることが分かります。この広がりを含めると何となく「スパイダー」に見えてくるかも。。
それにしてもぎょしゃ座5角形の中は、星雲でにぎやかな場所ですね。前回のスパイダー星雲アップ写真では淡い星雲の広がりをあまり表現できていませんでした。