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Heart & Soul

仕事が忙しく、ブログ執筆周期が延びています。3連休初日の昨日は朝から仕事を開始し、夜はHeart & Soulの撮り増し分を放置撮影しながら仕事。。それでもブログは無理せずマイペースで書いていきますのでよろしくお願いいたします。

実は今日、噂の紫金山アトラス彗星観望のために、三浦半島西側に行ってきました。結果はバッチリでした!肉眼で彗星を視認したのは初めての経験で、感動しました。

8x40の双眼鏡で見るとさらにすごく、画面いっぱいにイオンテールが確認でき、少し興奮気味に「こんなに明るいの?」と独り言を言ってしまいました。まだ学生の頃の38年前、ハレーを見るために中古の古い車での遠征中に、車が故障して彗星観望どころでなくなってしまったことを思い出しました。

EOS RPでの追尾無し写真もとりあえず大量に撮ったので、この記事は頑張って明日書こうと思います。

撮影結果

今回は、前回EOS RPで撮影しようとして失敗したHeart & Soulです。

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今回はF4.5 135mmのFMA135と294MCPを使用して撮影しました。デュアルナローバンドのL-extremeフィルターも使用しています。この時期庭で撮影できることが分かったのですが、最初に電線通過待ちの後、子午線反転前に軒下隠れとなるため、2晩に分けて撮影しました。下記が仕上げた写真です。

Heart & Soul

<諸元>

  • 機材:
    ASI294MCPro ,
    FAM135(D=30mm,f=135mm),L-extremeフィルター ,
    AM5赤道儀  ,QHY5L-IIM+3cm 130mmガイド鏡
  • 支援ソフトウェア:
    ステラリウムによる自動導入 , SharpCapによるアライメント,
    APTによるピント調整支援、GOTO++、ディザリング撮影 ,
    PHD2による2軸オードガイド  , ASI Mount Serverによる赤道儀連携
  • 撮影地:
    神奈川県茅ヶ崎市自宅庭
  • 撮影日時:
    ①2024/10/11(金)23:10 ~ 2024/10/12(土)00:28
    ②2024/10/12(土)21:25 ~ 2024/10/13(日)00:23
  • 撮影条件:
    Gain200 , Offset5 , センサー温度 -5℃
    ①120sec x 16コマ(露光時間32分)
    ②120sec x 64コマ(露光時間128分)
    総露光時間 160分
  • 編集(PixInsight):
    FBP/GXP/BXT/SXT/GHS/NXT等
    フルサイズ換算焦点距離330mmにトリミング

1日目は雲通過待ち大量発生でした。2日目は割と順調でした。

前回に比べたら少しは上達したかなあ。あと2時間ぐらい撮り増しすれば、ハートに刺さる矢の羽の部分も表現できる気がします。やはり2つセットで画角に入れると良いですね。

今回は、センサー特性を考慮した疑似AOO合成です。結構ピンクに寄りましたが、敢えて赤にシフトしていません。最近はPixInsightで4つものAI処理を導入し、さらに高速になったFBPスクリプトも使っており、だいぶ楽になりました。

でも四隅の星の形が悪いです。FMA135の仕様書通りのバックフォーカスにしているのに。。デュアルナローを使う時はバックフォーカスの調整が必要なのか、それとも星画像はブロードバンドフィルター写真から得る事が必須なのか。。

アノテーション

上記は、アノテーションを入れたものです。トリミングはしていますが、これだけ広い画角を冷却CMOSカメラで使えるので、FMA135は重宝しています。

番外

それと、ようやくL-extremeと294MCPを使ったときに必ず写り込む「赤いゴーストのようなもの」(下図)への対策が決まりました。

FMA135+L-extreme+294MCPで必ず出るゴーストのようなもの(FLAT画像)
(FITSビューワーで強調しています)

これが何なのかずっと謎だったのですが、

「L-extremeフィルターを使用したために強調される、294MCPの感度ムラによるゴースト」

ではないかと考えています。もちろん間違っているかもしれませんが、この考えに至った理由は下記の4つです。

  1. L-extreme + 294MCPを使用した時にしか起きない
  2. 使用する光学系にはよらない(BLANCA-70EDT、FMA135、R200SSで発生)
  3. どの光学系(アダプターや延長チューブ類含む)でも同じ形状のように見える
  4. Exposure Timeを長くすると目立ってきて、FLAT補正できなくなる

4に気づくのに時間がかかってしまいました。2は最初から分かっていたのですが、48mmのフィルタードロワーを使用し始めてから、このスペース内乱反射によりひどくなってFLAT補正失敗するようになったと思い込んでいたわけです。ところが、ドロワーを使わないR200SSでも全く同様に発生しFLAT補正失敗したことから、よくよく調べてみると、ドロワー導入と同時期から以後Exposure Timeを2分から4分に変更していました。

FLAT画像も何度も撮り直してみたり、また、いくつもの写真をボツにしてきましたが、4に気づいたため、今回Exposure Timeを2分にして撮影してみると、FLAT補正は完璧に決まりました。

実は、Heart & Soulも最初4分で撮影したのですが、どうしても「ゴーストのようなもの」が補正しきれずに残ってしまい、ムラ補正処理では取り切れずボツにしました。

今後L-extremeを使う時は2分でいくつもりです。これでボツ写真が減るか。。

 




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