以下の内容はhttps://webkoza.hatenablog.com/entry/2024/09/23/011501より取得しました。


9月の月面・木星・土星

今月の満月期には、新しい鏡筒で木星土星、月を撮影してみました。KASAI GS-200RCでは2xバローレンズを使用すれば焦点距離が3248mmになります。KASAI BLANCA-70EDT に2xバローレンズを使用すると840mmなので、今までの撮影経験の約4倍の焦点距離を得られます。

同じセンサーであれば、天体に対する解像度(天体を表現する画素数)は単純に焦点距離に比例するので、4倍になることになります。下表は単純計算したものです。

木星で約160ピクセル土星本体で約64ピクセルです。f=840mmに比べるとだいぶましになりましたが、特に土星だとまだ足りない感じがします。ちなみに同じカラーCMOSカメラですが、サイズが小さい惑星カメラ用のカメラ2機種も比較のために計算してみました。ASI662MCは価格の割に画素数が高く単純スペックだけ見るとQHY5III-290Cより良いようです。土星木星撮影ではASI662MCはちょうど良いかも。

前置きが長くなりましたが、下記は9/20に撮影した、木星土星、月齢17の月面の写真です。未熟な拙い写真ですが、自己満足の記録です。意外と感動しています。

スタックはAutoStakkert、Wavelet処理はRegiStax 6、モザイク合成とクロップはImage Composite EditorとPaint Shop Proを使用しました。月と土星は、100フレーム、木星は1000フレームを品質上位50%スタックしました。

2024/9/20 撮影 木星
ASI294MCP,G=200,-5℃,ExposureTime 100ms , 1000 Frames , 50% Stack

輪郭の色ずれとブレが酷いです。。今回も大赤斑がない時間帯でした。でも前回と比べると縞模様や渦も少し判別できます。

webkoza.hatenablog.com

良く見ると、4つの衛星も写っています。酷い像ですが、何も考えずに撮っても映るんですねえ。PC上ではもう少しわかりやすいと思っていたのですが、ブログにアップするとかなり怪しくなってしまいました。。

次は土星

2024/9/20 撮影 土星
ASI294MCP,G=200,-5℃,ExposureTime 70ms , 100 Frames , 50% Stack

団子の「串」では無くなんとなく環であることがわかります。環は2025年の春には完全に横向きになり、ほとんど見えなくなるそうです。既にかなり見にくくなっています。

2024/9/20 撮影 月齢17
ASI294MCP,G=200,-5℃,ExposureTime 9ms , 100 Frames , 50% Stack

初めてのモザイク処理写真です。実は以前R200SSでもチャレンジしたのですが、ピントが甘く、420mm鏡筒での1枚撮りの方が良いのではないかというひどい写真になってしまいました。

合計14ファイルのserファイルを各々スタック・Wavelet処理後モザイク合成して1枚の月面写真に仕上げました。解像感は以前の比較にならないほど向上していますが、もっと良くなると感じています。

色々反省点ばかりです。以前の検討結果から、口径203mmとなるとどちらかというとレイリー限界値よりも大気揺らぎの方が支配的になることは分かっていたのですが、今回は大気揺らぎというよりも、風による微振動が酷かったように思います。木星土星はもっと露出時間を短くして影響を少なくするべきでした。

SharpCapでキャプチャーしたのですが、土星と月の撮影ではWBをテキトーに設定したまま撮影してしまい、赤が酷く補正が大変でした。月はRegiStaxでモノクロ変換してしまいました。

月面モザイク合成も苦労しました。ICEでは全ての写真を合成できず、仕方ないので、残りの6枚はPSPを使って手動で合成しました。モザイク境界線が出た所を丁寧にマスクワークで除去するのに結構時間がかかりました。

 




以上の内容はhttps://webkoza.hatenablog.com/entry/2024/09/23/011501より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14