大事件です。
富士通FMV Lifebook U939/BにKubuntu 24.10をインストールして使っているのですが、なんとGUIから充電終了条件を設定できるようになっていました。
Kubuntuによる充電終了条件の設定
Kubuntu 24.10 ( KDE Plasma 6.1.5 )で充電の終了条件を80%にしてみました。この設定はSystem Settings → Power Management → Advanced Settingsの中のCharging Limitで設定できます。実際に充電してみるとグラフで分かるように80%まで充電した後、充電が終了しています。

これは期待通りの動作です。充電制御はLinux DesktopをラップトップPCで使う上での大きな障害でしたが、これで富士通PCに関しては悩みが晴れたかもしれません。
いつから対応していたのか
さて、調べてみました。すると2024年1月末に、富士通のラップトップPC向けのドライバの修正に関して話し合いが持たれていました。その後2月末にLinuxカーネルソースにマージされたようです。
- [RFC,v2] platform/x86/fujitsu-laptop: Add battery charge control support
- linux/drivers/platform/x86/fujitsu-laptop.c
このコミットのメッセージを見ると、Lifebook E5411とU728で試験しています。それぞれ第11世代、第8世代Intel Coreプロセッサを搭載しています。私のU939は第8世代を搭載していますので、機種として近いですね。
コミットの作成に際しては富士通のラップトップPCに搭載されているWindows用ドライバFUJ02E3.DLLを解析しなければならなかったそうです。このDLLはかなり長期にわたって富士通のラップトップPCに使われています。そのため、このコミットは相当数の富士通ラップトップPCをカバーする可能性があります。
コミットを作成したSzilard Fabian氏には感謝の言葉しかありません。