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2026年の観戦始めとしてバスケBリーグ・アルバルク東京の試合を見守り、クールポコさんのご利益を受けて運試しに見事勝利した件。

08:00
2026年の観戦始めしてきました!

いよいよ正月休みも終わりを迎える1月4日、万感の思いで連休に別れを告げるべくお出掛けをしてまいりました。向かいましたのは僕のホームアリーナとしてオキニ感が継続上昇中のトヨタアリーナ東京。こちらで行なわれるバスケBリーグ・アルバルク東京の試合で2026年の観戦始めとしゃれ込もうという寸法です。

↓ということで、やってきましたトヨタアリーナ東京!
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前日までの箱根駅伝で大いに元気とやる気をいただき、張り切って予定より早く現地に到着しますと、すでに会場周辺はたくさんの人でにぎわっています。お正月らしく催しものなども盛んに行なわれており、子どもたちが大好きなフワフワの遊具や、ズラリと並んだキッチンカーはもちろん、正月らしい遊びとして福笑いのブースなども登場していました。

そして会場前広場の中央には臼と杵が。臼と杵があるので当然餅つきをするわけですが、何とリアル餅つきを行なうのに加えて、お正月のスペシャルなゲストモチツキャーとして、「普段から餅つきをしてそうな有名人」「正月が似合う有名人」「やっちまったで思いつく有名人」3冠でおなじみのクールポコさん(句点は割愛)が来てくれるとのこと。僕としても極論すれば「バスケ<クールポコ」まであると言っても過言ではないくらいのお楽しみイベントです。バスケはいつでも同じ気分で見られるが、クールポコさんは正月に見たほうが気分が上がる。ということで、会場入りは後回しにしてクールポコさんの登場を待つことにします。

登場時間になる頃には臼と杵の周りに3重ほどの人垣ができ、100人とか200人とかが集まっていたでしょうか。本職のお餅屋さんがホカホカのもち米を臼にセットしていよいよクールポコさんが登場する段では、選手入場並みの大歓声が上がります。そして、世にも珍しい「本物のもち米が入った臼と杵で本当に餅をつくクールポコさん」を拝見しました。観衆から「せんちゃん気をつけて」「せんちゃんできるの?」「せんちゃん怪我しないで」の心配の声があがるなか、普通に上手な餅つきを披露したクールポコさん、お見事でした(←せんちゃん疑ってスマン)。

さらに、事前の運営側の説明では「ネタはやらない」「餅つきだけ」という話だったのですが、持ち前のサービス精神でしょうか、ひとネタやろうかとクールポコさんがアレをやってくれることに。居並んだ人々はスマホで動画など撮り始め、「な〜に〜!やっちまったな!」のくだりでは新年の縁起物でも見るような顔をしています。僕も完全に初詣気分で大喜びです。クールポコさんは子どもたちを集めて一緒に餅つきを楽しんだのち颯爽と引き上げていきました。本日のハーフタイムショーでは約1万人の前でのネタ披露ということで「ハーフタイムショー盛り上げてよ!」なんて声掛けもありましたが、正月のクールポコで盛り上がらないわけがありません。気分もグッと盛り上がって会場へ向かいます。

↓会場前広場に堂々鎮座する臼と杵!
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↓な〜に〜!クールポコさんがやってきちまったなぁ!


↓イベント後にお餅屋さんのキッチンカーでおしるこをいただきました!
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入場しますと場内の飾り付けなどもほんのりお正月ムードでいい感じ。インフォメーションデスクにはお飾りが置いてあったりしますし、マスコットぬいぐるみは紅白の腹巻でクールポコ風味の出で立ちをしています。メッセージボードに踊る「あけましておめでとうございます」のご挨拶に、特に普段と何が違うわけでもないのにおめでたい気分になってみたり。

さらに、世界のトヨタからのお年玉?として、入場者に先着でクリアファイルのふるまいも。プレゼント抽選企画への参加やら、来場者ポイントアップへの参加やら一連のお年玉せびりミッションをこなしていくと、時間もアッという間に過ぎていきます。僕もすっかり煩悩が盛り上がりまして「今年初の運試しだ」と新年一発目のスポーツくじ購入で、2026年の運気を占うことにします。前日の同じカードの対戦ではアルバルク東京が大差で負けておりましたので、「その反省を踏まえて今日は微差で勝利」という投票をして、試合開始を待ちます。さーて、リアルお年玉はいただけるのでしょうか。

↓飾り付けもお正月ムードでいい感じ!
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↓お年玉のクリアファイルをいただきました!
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盛り上げイベントやら選手入場やらを見守って迎えたティップオフ。たまたま偶然なのでしょうが、アルバルク東京の赤と対戦相手・広島ドラゴンフライズの白とで紅白のカラーの選手たちがプレーするさまはとても縁起がよろしい。そして、プレーぶりもいつになく冴え渡っています。

今季あんまりいい結果が出ていないアルバルク東京ですが、試合を見ている肌感覚では「完全に崩し切っているのにシュートを落とす(※完全に崩せていないときは当たり前のようにシュートを落とす)」パターンが非常に多く、モヤモヤする苦戦・敗戦が多いように感じておりました。特に言及したことはなかったですが、僕が見てきた試合でも高確率のスリーポイントを標榜するはずのマーカス・フォスターさん(※公式サイトより)のスリーポイント(を含めたシュート)の確率がそれはもう上がらず、フォスターさんもシュートが決まらないことにカリカリしてどんどん悪循環みたいになっており、フォスター師匠なる心のあだ名も生まれていたほど。

それがどうでしょう、この日はアルバルク東京のシュートが入るのです。小酒部泰暉さんのスリーポイントはスパーンと入りますし、フォスターさんも外にこだわらずインサイドから着実なジャンプシュートを決めますし、故障からの復帰戦となったテーブス海さんもチームを勢いづけるスリーポイントを沈めてグングン点差を広げていきます。前日の大敗はどこへやら、前半終了時点で49-40としてさらに点差を広げていけそうな感触も。「今日は微差で勝利」と予想した運試しも、運を試すまでもなくハズレの確信が高まってきます。

↓図らずも紅白の色合いでおめでたい感じの試合!
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勝利への予感とハズレへの確信とを抱いて迎えたハーフタイム。前日見たときには撮影も録画も禁止されていたはずのクールポコさんのハーフタイムショーが、何故か当日改めて確認してみたら「撮影OK」に変更されています。もしかしたらクールポコさんからの申し出だったりするのかなと思いつつ、ありがたく撮影などしつつ見守ります。クールポコさんはどのお客さんにも「な〜に〜!やっちまったな!」の顔が見えるように、四方に向きを変えながらネタをやってくれました。

しかも、最初はコート中央でやっていたものを途中から臼と杵を移動させて、スタンドの目の前でやってくれるなど、猛烈なサービスぶりです。ノドから血でも出そうなほどの大声量と、相手方のブースター向けの広島ネタやアルバルク東京ネタなども交えたスペシャルステージは新年の素晴らしい御祝い事となりました。これで5回目のハーフタイムショー出演なのだということですが、予約できる限りの未来まで正月のスケジュール抑えてもいいと思いましたよね。試合日程とか決まってなくても「1月のどこか」くらいのアバウトさで。もし1月にまったくホームゲームない日程が万が一発生したら、「な〜に〜!やっちまったな!」「男は黙ってキャンセル」させていただく感じにて。

↓僕のいる面にも「な〜に〜!やっちまったな!」いただきました!
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↓今日イチのウケは「かっこつけたスマホの待ち受け画面の男がいたんですよ」「男は黙ってライアン・ロシター」だったと思います!



迎えた後半。広島側はギクシャクしたところが多く、スティールなどで普通にターンオーバーする場面も多ければ、コート外にパスを投げ飛ばしてしまったり、攻めても攻めてもすぐに攻撃の順番がアルバルク側にまわってきます。何やかんやでアルバルクもファウルがかさんでフリースローなどを結構与えているのですが、広島はフリースローの確率が大変低く、2本撃って2本決まることはほぼナイと言っていいくらい。あとでスタッツを見たら30本も撃ってるのに(※これはこれで与える側もアレだが…)17本成功の56.7%しか決まらないのですから、そりゃ点差も開くわなと納得です。

一方でアルバルク東京はマーカス・フォスターさんが大爆発。前半時点で13得点となかなかの当たり具合だったものが、後半に入ると第3クォーターは4本のスリーポイントを決めるなど確変の14得点。さすがに第4クォーターに入ると確変モードも落ち着きますが、さらに5点を積み増して何とこの試合、個人で32得点の大爆発。チーム一同「ありがとうございマーカス」となる活躍で、見事に今季初勝利となったのでした。ほんのり応援している気持ちの僕としても「今季初勝利」をゲットした感触です!

↓マーカス・フォスターさん師匠認定失礼しました!
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↓最終的には95-72の大勝となりました!アルバルク東京も、僕も、今季初勝利!
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そんな大勝となったもので、運試しクジのほうは目もあてられないほどの大ハズレとなりましたが、クジが外れたとて運の良し悪しは計れないよなと思いました。クジが当たってもつまらん試合と、クジは外れても楽しい試合とであれば、それぞれ運は1勝1敗な感じがしますものね。もともとスポーツ観戦というのは運試しのような趣味で、その日によって当たり外れも大きいもの。わりとしょっちゅう0勝2敗もあるなかで、1勝1敗なら上出来というものです。幸運に恵まれた2026年の観戦始め。今年はいい滑り出しになってよかったんじゃないかなと思います!



クールポコさんの「全力」は選手たちにも響くものがある気がしました!

「東京で日本代表が団体球技で金」という新しい夢が叶った東京2025デフリンピックを祝いつつ、誰の「ために」だったのか考えている件。

08:00
東京で、日本代表が、団体球技で、金!

熱戦つづく東京2025デフリンピック。競技日程としては最終日となる25日、またも日本に夢の報せが届きました。東京の人々の前で、日本の代表が、世界の金メダルを、団体球技で獲る。しかも女子バスケ、女子バレーと2種目も。「球」かどうかは議論の余地があるかもしれませんが、バドミントン混合団体でも日本が金メダルを獲得し、男女サッカーも敗れはしたものの見事な銀メダルと、素晴らしい盛り上がりの競技最終日となりました。

特に女子バスケの決勝・日本VSアメリカ戦は激熱の展開で、これが何リンピックであろうが見たものを熱狂させるような試合でした。第4クォーター残り1分、世界のバスケ超大国アメリカに対して4点リードしていた日本が、残り30秒で2点差に詰め寄られ、あと30秒ボールキープすればいいという返しの攻撃でダブルドリブルを取られてアメリカにボールが渡ったときには真剣に頭を抱えましたし、その後アメリカのシュートが外れてボールの奪い合いになったときに、アメリカのファウルで日本にフリースローが与えられたときには大きなガッツポーズも出ました。

しかも、そこで得たフリースローを日本が2本決めて残り6.7秒で再び4点リードしたのに、アメリカはすぐさまスリーポイントを決め返して残り1.6秒で65-64の1点差に再び詰め寄ります。アメリカとしては、ここでファウルゲーム(わざとファウルする)を仕掛けて日本にフリースローを打たせ、残り1秒とかで最後のシュートを放つ、そういう狙いになるわけです。日本がフリースロー2本決めても、アメリカがスリーポイント決めれば同点になるという計算のなか、アメリカはラグビーみたいなタックルでファウル与えにきますし(アンスポーツマンライクファウルでは?)、日本はそのフリースローを何と2本とも外しよりますし、情緒が忙しいの何の。最終的に、残り0.9秒で日本のフリースロー2本目が外れたあと(これがまた真っ直ぐアメリカの選手にリバウンドがおさまるという!)、アメリカはタイムアップまでにシュートを打つに至りませんでしたが、この最後の最後の大詰めで「デフリンピックではブザービーターのこと何て呼ぶんですかねぇぇぇ…!」となったのは、驚きと新鮮さと発見に満ちた大会の印象的なひとコマになりましたよね。仕事を忘れて凝視しました!

↓最後の1分だけでもいいんで見ていってくださいね!




こうして熱く楽しいデフリンピックの競技が終了したわけですが、いろいろ「思ってたのとは違う」を感じる日々でした。全体としてすごく感じたのは、SNSなどでの思いがけない不満の多さでした。「聴者 ろう者」などで検索すると、このデフリンピックの至らなさであったりを厳しく指摘するような声が多数見つかると思います。喜びに満ちた祝祭になるかと思いきや、何か真逆の、喜びというよりは憤りとか失望に近いような穏やかならざる反応が、むしろきこえない・きこえにくい人の側から多数あることに戸惑いました。

まぁ実際、ご指摘のすべてが真実かどうかはさておき、状況について音声アナウンスしかない場面とか、字幕の表示が上手くいかずにヘンな言葉になっている場面とか、手話通訳者や案内表示が少なくて誘導が十分ではない場面とか、公式サイトの作りがわかりづらく情報を得るのがいろいろ難しいだとか、至らない部分があったのは事実だろうと思います。ただ、それについて僕などは、マイナースポーツの現場ではよくある程度の話と、「公式サイトがあるだけマシ」「試合状況は自力で理解するもの」「入口の看板があればそれでいい」くらいに受け止めていたもので、そこまでの憤りや失望が噴き出す話なのかなと不思議に思っていました。

それがひとりやふたりであれば「はぁ」と思って受け流すのですが、受け流すのは難しいほど、そういった反応が数多く見受けられるにしたがって「何かコッチの感じ方が違っているんだな」と思いながら、それが何なのかよくわからず、楽しみつつ考えておりました。いまだよくわかってはいないので想像の範囲でしかないのですが、いつしかこれはきっと「蔑ろにされてきた」ことへの根深い憤りがあるのだろうなと思うようになりました。

きこえない・きこえにくい人の苦労や不自由は僕にはわかりませんが、聴者側の社会に対する想像としては「補聴器があれば聞こえるんですよね」「見えるぶんには何とかなりそう」「イヤホンで爆音ロック聴いてても暮らせるし」みたいな総じて軽い受け止めなんだろうなと思います。メガネやコンタクトの人をことさら「視覚障がい」とは思わない感じの、クチ悪く言えば何とかなるだろうと「舐めてる」感が聴者側にはあるんだろうなと。

そして、実際何とかしている人も多いのでしょう。この大会にも陸上男子円盤投げの湯上剛輝さんのように、日本記録保持者&世界陸上代表という全員参加のなかでもトップに立つ選手もいましたし、パリ五輪に出場したという選手もいました。コーチングなどで不自由があったとしても、個人種目であれば十二分に競技力を開花させられるということも、聴者側がきこえない・きこえにくい人の不自由を軽く扱う「舐めてる」感を助長するのだろうと思います。

その軽く見ているところは、視覚の障がいがある人や手や足を失った人への対応とは違って、ある意味で「マジョリティのなかの一部」として、きこえない・きこえにくい人を取り込んでしまっているのかなと思いました。社会がサポートしていく必要がある相手だとか、彼らが情報を得るための仕組みを最初から想定しておかなければいけないだとかの意識が欠けたまま、社会は運営されてしまっているのかなと。「見えない人」のことはわりと初手から考えるくせに、「きこえない・きこえにくい人」のことは最後まで考えてなかったりするよね、という。

たとえば「この会場で今災害が起きたらどう知らせるんですか?」と問われたとき、災害の発生や避難経路を伝えられるのかアヤしい瞬間はあったなと思います。視覚的な表示が充実した社会ではあるけれど、とっさのときに頼るのは音声的な伝達ですものね。何かあったとき緊急アナウンスはすぐ出せるでしょうが、モニターに同じことを出す準備があったのかどうか、トイレで踏ん張っている人に知らせる術はあったのかどうか、それをリアルにチェックする機会がなかったことは幸い中の不幸だったかもしれないなと思います。何もなくてよかったけれど、もしもそこに問題点があったとしても気づくチャンスがなかったなと。いやホントに、まったくきこえません、英語わかりません、ひとりで来てます、みたいな人には、どうやって「災害発生」は伝達されたんでしょうね…?赤ランプでもあればパカパカ光らせれば何事か起きたとは分かってもらえたと思いますが。

↓モニターに「災害発生」「Disaster occurs」とかって出たんですかね…?
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音声翻訳字幕が機能していれば何とかなる的な…?

でも字幕装置ない部屋まで行ったら、そこからはもうわからなくなりますよね…?

サイレンが聞こえない人がトイレで15分踏ん張ることとかあり得ますよね…?

係員が人力で探して手話で誘導…?あるいは「めいめいの判断」…?



マイノリティとしてはっきり認識されることもなく、マジョリティのなかに組み込まれたまま日常的普遍的な不自由を自助努力で何とかさせられる暮らしを当たり前のものとされ、知っている人は気を遣ってくれるけれどふと気が緩めば「みんな勝手に楽しい会話をして、誰もその内容を教えてくれない」みたいなことが綿々とつづいていたら、不自由さ以上に猛烈な疎外感でその社会に対して憤ったり苛立ったりするのかもしれないなと思いました。身体的な不自由さによる分断とは少し性質の違う、たとえば僕がひとりで言葉の通じない異国に行ったときのような孤立のようなものを感じてしまうのかもしれないなと。しかも、それがたったひとつの「自分の国」だというときの疎外感はいかばかりか。

そんななかで、きこえない・きこえにくい人の「ための」オリンピックなんていう大会が行なわれたら期待しますよね。それなのに、そこが自分たちにとって理想的と感じる空間ではなく、これまで憤りながら自助努力で合わせてきた「聴者」たちの社会がそのまま広がっていて、聴者の基準と聴者の感覚に基づいた聴者による運営が行なわれていたら、今まで静かに積もらせてきた憤りがあふれ出すのもむべなるかなと思います。普段何もしない野郎が「今日はママのために誕生日パーティーを開きます」なんて言い出した日に、何やかんやで準備を手伝わされたり、最後は酔って寝ている野郎のぶんまで食器を洗っていたりしたら、その皿投げつけたくなるでしょうからね。何が「ために」だと。何も変わってないじゃないかと。じゃあ「ために」なんて言うなよと。

そういう意味では、僕らがちょっと手話覚えてきました、みたいな態度もイラッとするのかもしれないなと思いましたよね。自分たちの暮らしや、育んできた文化に思い致すことなく、ファッション感覚でちょっと手話したりするわけですよね。間違った知識と知ったかで微妙におかしなことを定着させていくわけですよね。で、それなのにいざ対面すると「どうしたんですか?」とかいつも通り音声で話し始めて、話が通じないわけですよね。それじゃ、流行のダンスをやってるだけですよね。だったらいっそまったく何も知らないまま、何も知らないんだと自覚して、外国のように接してくれたほうがまだマシって話だったりするのかもしれません。「ゴールデンカムイ読んでアイヌの人々のことをわかった気になる」くらいの、一番危うい知ったかのゾーンで聴者たちが楽しんでいたデフリンピックだったとしたら、そう見えていたのだとしたら、それは申し訳ないなと思います。

「みんなで手話の君が代ができたら一体感ありそう」みたいに思っていたことも、いろいろ見るうちにちょっと危ういんだなと思いました。「このくらいの簡単さならできるかも」と思った君が代の手話は、ごく簡単なバージョンのほうであって、きこえない・きこえにくい人に本当に刺さる君が代の手話はもっと表現力に満ちた複雑なもので、試合前のちょっとした練習程度で真似できるようなものではなさそうに見えましたので。だからといって、手話を使わない聴者でも真似できそうな簡単なバージョンに合わせましょう、なんてことになったら、それはまた手話の文化を軽んじて「舐めてる」感じになりそうですものね。「さざれ石ってよくわかんないですね」「細石だから、要するに小石のことよ」「じゃあ歌詞もわかりやすく『小さい石』にしましょう」「ちぃーさーい いーしが」「おぉーいわーになーって」なんて君が代の歌詞を簡略化されたらイラッとしますからね。

↓選手たちがやってくれていたのはこのバージョンが多いようでした!



↓でも開会式でチラッとしか映らなかった君が代はもっと表現力高そう!


デフリンピックで君が代の手話が全部映らなかったら、そりゃ蔑ろにされてると思いますよね!

音声は画面に映ってなくてもわかるだろと!開会式でいきなり「ズコー(イラッ)」ですよね!



この大会を日本におけるきこえない・きこえにくい人の文化を知り、その文化に触れるスタートラインとするのであれば、なおのこと「ろう者」の文化圏によって大会を作るべきだったなと今さらながらに思います。仮に聴者にとっての不自由が発生したとしても、それはそれでいいじゃないですか。「観衆の大半は聴者なんだろうから結局は音声で話したほうが早い」みたいなことではなく、その文化圏自体に飛び込むような体験をしてもらうほうが、持ち帰るレガシーも多かったのではないかと思います。「一生懸命話しかけたのに売店で注文が伝わらなかった」「メニューを指差したら伝わった」「そういうことか」みたいな出来事でもあれば、逆の立場について思い致す機会にもなったでしょう。

この大会はスタートラインになったのか、あるいは「スタートラインはもう少し先にある」ことがわかった大会になったのか、そのあたりの評価は少し落ち着いたところでいろいろと出てくるだろうと思います。なかにはそれこそ耳が痛いというか、思いがけないとげとげしさをまとった論評もあるかもしれません。そのときに、そのとげとげしさで滅入ってしまったり反発してしまったりするのではなく、そうなるまでには何かあったんだろうなと一回待てるようであればいいなと思います。僕も大会の序盤のほうは「ん?」と思う瞬間もありましたが、一回待ってよかったなと思っています。「ん?」の瞬間に反応していたら、2週間後よりもだいぶ危うい反応になっていたと思いますので。まぁ今も実際のところはよくわかっていませんが「一回待てる」くらいにはなりましたので、今大会を機会に少しでもいい感じになる、スタートを切れていたらいいなと思います!


26日は閉会式、閉会式ではカメラも手話メインで映してくれるでしょう!

アルバルク東京の新本拠地トヨタアリーナ東京は思いがけない近さと一体感で、そこで観戦することが楽しみになる素敵アリーナだった件。

08:00
トヨタアリーナ東京、いいじゃない!

本日はお出かけの記録です。バスケBリーグが開幕を迎えるにあたり、今季からB1リーグ・アルバルク東京の新ホームアリーナとして開業した新施設「トヨタアリーナ東京」を訪問してきました。新たなアリーナがどんな観戦体験を提供してくれるのか、期待と不安を抱えながらの訪問です。

↓降り立ったのはりんかい線・東京テレポート駅!
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↓階段やエスカレーターにも装飾を施して熱烈なお出迎えです!
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さて、正直に言って今回の訪問、僕のなかではネガティブ寄りの気持ちがありました。ここ数シーズンはよくアルバルク東京の試合を観戦しているのですが、その大きな理由に原宿にある国立競技場代々木第一体育館をホームとしていたという点がありました。あの立地、あの環境、近くて便利で賑やかで気分が上がる総合的な観戦体験に大きな魅力を覚えていたのです。水曜のナイトゲームもふらっと見に行けるような気安さや、代々木第一の建築的美しさやレガシー感なども含めて、とても気持ちのいい観戦体験だったのです。

それが今季から遠い遠いお台場に行ってしまう。チケット代もダイナミックプライシング制度も含めてガツンと料金が上がる。新しいアリーナはキレイかもしれないけれど、全体的に負担感が重くなるなと。試合を見に行くのにもちょっと気合がいるなと。まぁベルーナドームくんだりに野球見に行けるんだったらお台場は気楽だろうという話もありますが、「ずっと代々木第一にいてくれてもいいんだよ…」という地元に残された彼女みたいな顔で、彼が住む新しい街に来たわけです。

しかし、その少し薄暗い表情はいつしか晴れやかになっていきました。りんかい線・東京テレポート駅から駅徒歩5分と聞いていたアリーナですが、お台場の開けた平地と絶妙な配置によって、駅を出て1分と歩かないうちに視界にはトヨタアリーナ東京が入ってきます。実際にはそこからさらに公園を抜けてアリーナにたどり着くので駅徒歩5分はかかるのでしょうが、公園入口部分にバルーンで入場ゲートを設け、キッチンカーなどを並べますと、もう「そこからアリーナ敷地内」といった感覚になり、気分的には駅直結くらいの錯覚を覚えることに。

まぁもともとMEGAWEBとかがあった場所なので、駅から遠いはずもないのですが、東京アクアティクスセンターとか有明アリーナとかの「お台場にあるスポーツ競技会場の絶妙にどこからも遠い感」がまったくなく、新宿・渋谷から乗り換えなし直通というりんかい線の特性もあって、代々木第一体育館へ行くのと比べても気分的には遠さを感じません。時間は相応に掛かっていますが、個人的な感覚では「乗り換え1回、ほぼ駅直結」が維持されていて大きなネガティブ感はないなと気分が上がります。

↓駅徒歩1分でこの視界だと脳が「ほぼ駅直結」とカンチガイする効果あり!
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↓公園に屋台など出すことで「もう敷地内」とカンチガイさせる効果も活用!
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実際にアリーナにたどり着きますと外観などはやはり新築だけに大変キレイです。造りは全体的にコンパクトですが、アリーナ前にはそこそこの広場スペースがありつつ、アリーナ横にはバスケを楽しめる屋外コートなどもあって、雰囲気は良好。トヨタ関連施設ならではなのか、デカめのハイエースみたいな次世代車両「e-Palette」を売店に転用していたりして、新鮮な刺激も与えてくれます。お台場ならではの「生活感との隔絶」もあり、特別な場所に来たなという高揚感を覚えます。

↓もうだいぶ前から敷地内にいる気分ですが、アリーナの看板前に来ました!
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↓トヨタの次世代車両は売店としても使えるようです!
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↓トヨタアリーナ東京入口前に到着!
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↓隣接するバスケコート前には記念撮影にピッタリのオブジェもありました!

こちらは庶民用の一般入口で、高額ボックス席などに座るVIPにはまた別の入口があるようでしたが、そこは気にせずで早速入場していきます。もしかしたら今回のお出かけで一番気分が上がったのはこの入場の場面かもしれませんが、手荷物検査しまして、チケット読み込みまして、扉くぐりまして、チラシなどもらいまして、そのまま視界が開けた前方に10メートルほど進んだらですよ、扉も階段も何もなく同じ視界が連続したままで試合会場のコートまで着いてしまったのです。「え!?近!?」ってなりましたよね。空間すべてを試合会場にしてしまうような、まるで代々木第一のようなこの試合と地続きの一体感。昨今の「入口のすぐ前にフォトスポットとか作っちゃってそこで人流を詰まらせている」設計ミスの会場に視察に来てほしいような体験でした。完全に錯覚ではありますが、りんかい線のエスカレーターを降りたらそこはバスケ会場だった、くらいの気分になりました。

↓入場時にチラシもらってそのまま前方に10メートル進んだ視界がコレって!
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建物の構造としては5階建てとなっておりますが、一般客の入場口は3階フロアになり、そこがいわゆる「1階スタンドの最後部」にあたります。前のほうの良席のお客さんはスタンド内を降りていき、いわゆる「2階スタンド」にあたるお客さんは4階へ上がっていくという流れ。建物内は試合会場を取り囲むようにグルリとコンコースが一周しており、その左右にビッシリと必要な施設が配置されています。トイレ、売店、階段、エレベーター、ごみ箱、休憩所、トイレ、売店、階段、エレベーター、ごみ箱、展示スペース、トイレ、売店、階段、エレベーター、ごみ箱、キッズプレイスペース…といったリズム感で、必要なものがコレでもかコレでもかと連続して出てきます。

この配置感は両国国技館の体験に近いでしょうか。試合会場を取り囲むコンコースに売店やら展示スペースやらがこれでもかと配置してあり、周回しても楽しいし、自分の座席付近だけ利用しても用は足りるというあの過ごしやすさがトヨタアリーナ東京にはあります。よくあるアリーナの「この面、何もないな」という空白地帯がまったくない、充実の施設群です。特に驚いたのはトイレで、僕は男性用しか見ていないので女性用のトイレを見ると評価が変わるかもしれませんが、なかに入ったときに「大体このぐらいだろ?」というアリーナトイレ相場感を大きく上回る便器数がセットされており「広っ!」となりました。

あとで配置図などを見ると、人がたくさんいそうな場所には大きなトイレが設置されており、3階フロアのコンコース片面はほぼ全部トイレといってもいいくらいにトイレが用意されています。アリーナとかスタジアムなんて「みんな同じ時間にトイレに行く異常な環境」なんですから、人数に比しての適切な個数の設置じゃ滞るのが当たり前なわけですが、トヨタアリーナ東京には「どうせ試合開始直前とハーフタイムに一斉にトイレ行くんだろ?わかった、行け!」というトイレ絶対行かせるマンの存在を感じましたよね。

↓トイレに囲まれた試合会場という雰囲気も!
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で、僕もせっかくならいろいろ楽しみたいと売店やら展示スペースやら巡ったのですが、ちょっと1回ではよくわかりませんでした。バラエティに富んだ売店がたくさんあって目移りする感じでして、これは何度か訪れるなかで少しずつクリアしていく体験なんだなと思います。初手は選手プロデュースグルメの売店、次はマスコットのコラボカフェ、次は音羽山部屋監修のちゃんこ屋、みたいな感じで。これも両国国技館の体験と近くて、ちゃんこがラインナップされていることも含めてなんとなく国技館を参考にしている気がしてきます。

フードの売店なんて「本当にこんなにいるかな?」と思うくらいにありまして、場内コンコースだけでもたくさんあるのに、さらに屋外テラスエリアにもズラズラキッチンカーを並べているものですから、買い出しの時間が短いこと短いこと。実はこちらの運営さんは原則として飲食物持ち込み禁止ということをうたっているのですが(※許容できる程度の例外規定あり)、なるほどここまでするなら原則飲食物持ち込み禁止をうたうのも理解できるかなとは思いました。フードにもチカラを入れているので、ぜひセットでお楽しみくださいと言うだけの内容は出してきていると思います。どうしても手持ちのお金がなければ事前に食べてくればいいわけで、上手にアリーナグルメを楽しんでいけるといいですね。

↓まずは定番の選手プロデュースグルメの店とか!
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↓そしてマスコットのコラボカフェとか!
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↓そこはかとなく名古屋を推してきている肉系丼もの屋とか!
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↓屋外テラスにもキッチンカーがたくさん出ていて選択肢多過ぎィ!
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そうした売店の体験においてもひとつ印象的だったのが、売店で買い物をしているときにも開放された隙間から試合会場が見えるようなお店を設けているんですね。「弁当を買いに出ている間はモニターで試合をチェック」になってしまうのではなく、試合会場と地続きのエリアに売店があり、没入感が損なわれないで買い物ができるような工夫をしているのです。随所に感心することしきりで、誰が考えているのか知りませんが、これがトヨタイズムなんだって言われたら「じゃあクルマもトヨタにしようかな」って思いますね。

↓コチラのお店、カウンターの奥にスタンドが見えますよね?
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↓スタンドから見るとこんな感じになっているんです!
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リボンビジョンの下、画面中央にお店があります!

会計を待っている間も試合とつながっていられる!



そのほか5階フロアにはスカイラウンジなる、イートイン的に飲食を楽しみつつ、試合観戦もできるスペースが設置されていたりして、どこで何を飲み食いしてどんな観戦体験にするか、いろいろ工夫ができそうな感触。一度ラウンジに入ったらもう出てこないんじゃないかって気もしないではないですが、庶民にも「ラウンジ」という名前のスペースを与えてくれる優しさに感謝したいところですよね。

↓こちらがスカイラウンジ!普段は画面右手のカーテンを開けて外が見えるそうです!
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↓もちろんこのラウンジも試合としっかりつながっています!ラウンジの柱が見えますね!
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すっかり売店の視察ばかりになってしまいましたが、いよいよ会場内へ。今回はお値段お安めの天井席に入ったのですが、もう何度目かになりますがまたしてもこのアリーナに驚かされます。とにかく「近い」のです。まずコートが近いし、ビジョンがデカくて見やすいし、よくよく見たらアリーナを周回するようにリボンビジョンが大小2本走っていて得点表示などもいつでも見えるようになっています。

そして会場全体がものすごくコンパクトです。バスケ設営の場合1万人収容という話ですが、箱のサイズ感としてはマックスで7000人くらいの会場かな?と思う感じでキュッと圧縮されているのです。もうバスケ特化型というか、1階スタンドの最前列などはスタンド席とは言えないレベルの近さですし、余剰のスペースもほぼありません。バスケのコートを真ん中に置いて、その周囲にビッシリ1万席並べました以上!みたいな造りです。コンサート設営の場合は少し中央部が手狭になるかもしれませんが、このコンパクトさなら一番上の天井席からでも選手の表情まで見えるでしょう。近いは正義、そんな会場です。

スタンドはいわゆるすり鉢状の構造なのですが、勾配はやや緩めで、体感として「もっと急勾配の会場はあるな」と思いました。前の人が前のめりになったら少し頭が邪魔になるかもしれません。ただ、その緩やかさのぶん手すりなどの余計な構造物はほとんどなく、とにかく前の人の頭以外は邪魔になる可能性のあるものは何もありません。視界全体としてはスッキリと開けており、「何故僕の視界に手すりが…」「誰だよこのアホな階段の折り返し作ったの…」「階段の折り返しはお前の記念撮影スポットじゃないからどけ!」などとプンスカする心配はなさそう。

勾配が緩やかであるぶん、一段ごとのスペースもゆったりしており、着席したままの状態でもギリギリ足を通過させることができるくらいにはヒザと前席の背もたれの間に隙間を作れます。座席下のスペースはカバンを置けるサイズが十分にあり、何より椅子が柔らかい!一番後ろの天井席でも座面も背もたれもフカフカで、3時間座っていてもまったく苦にならないイイ椅子でした。「前の席のアフロ」に年中憤っている視界にうるさい僕でも、勾配が緩やかな分を勘案しても総合的に満足できる絶妙な設計だなと思います。これはちょっと設計時の話とかいろいろ知りたくなる感じですね。

↓ほぼ最後部から見てもこの近さ!1万人収容の会場とは思えない!
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↓センターの大型ビジョンは情報量充実!
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↓スコア表示や広告表示、場内演出にも活用される二重のリボンビジョン!
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↓スタンドはキレイなすり鉢状で手すりなどなく視界良好!
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↓椅子は天井席でもフカフカです!
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↓広いとは言わないけれど、このコンパクトさに1万席入れたにしては上出来の席間!
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いやー、いいんじゃないでしょうか、トヨタアリーナ東京。ややネガティブなところからスタートしたこともあって、期待をいい意味で大きく裏切られました。こうして振り返っていても「アレがああだっらよかったのにな」がパッと思いつかない、けなすところがすぐに出てこないアリーナでした。ここまで触れていない部分でも照明が明るくていいなと思いましたし(※これはむしろ明る過ぎと言われるかも)、音響もなんとなくよかった気がします。あんまり音の良し悪しもわからないのですが、よくハーフタイムショーとかでありがちな「スポーツ会場の音響だと歌声が割れてひずんで何言ってるかわからない」という現象が起きず、低温含めて迫力ある音なのに歌詞がハッキリ聞き取れたのはスゴイなと思いましたよね。

とまぁ、会場の感想が長くなり、試合の感想にたどり着きませんでしたが、おかげさまで試合のほうも大変楽しく観戦することができ、大満足のお出かけとなりました。もしも関東近郊のアリーナを転々とするバスケのチームがあって、友だちを誘って見に行くならどのアリーナで試合する日にすべきかという検討機会が発生したら、僕はトヨタアリーナ東京で試合する日を選ぶと思います。代々木第一の近さという利点はやや気にはなりますが、総合的な観戦体験としてはコチラが上かなと思いましたので。近さの部分は、多摩とか八王子とかの友だちを呼ばなければいいだけですからね。むしろ豊洲のタワマンに住んでる友だちだったら原宿に行くほうが遠いでしょうし。人を誘って探検したくなるアリーナ、そんな楽しい場所としてどんどん進化していってほしいなと思いました!

↓散策の様子など動画でまとめておりますので今後行かれる方はご参照ください!

次はもっと早く行って、いろいろ見て回りたいです!

見逃しているものがたくさんありそうなので!



心配なのはアルバルク東京が今季弱そうだなってことくらいですかね!

連休のご近所行脚でバスケBリーグ・アルバルク東京の試合を観戦し、代々木開催ファイナルを飾る有終のステッカー祭を堪能した件。

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有終のステッカーをありがとうございます!

本日はお出掛けの記録です。まだ平日気分を引きずるなかの大型連休幕開けとして、近くて気軽でお金を賭けられるエンターテインメントとしておなじみのバスケットボールBリーグを観戦してまいりました。今回はこれが今季のレギュラーシーズンホーム最終戦であり、そして新アリーナ完成を控えて国立競技場代々木第一体育館での開催はこれが最後となるアルバルク東京の試合を見てまいりました。

「近い」が主な理由で足を運んでいるご近所観戦ですが、何度もこの代々木第一体育館にアルバルク東京の試合を見に来たことを思うと何だか少しセンチメンタルな気持ちにもなってまいります。サッカーでは持ち回りで国立競技場開催をするTHE国立DAYという取り組みをしていますが、バスケでも持ち回りで国立開催をしてくれたらいいのに…そんなことを思いながら惜別の観戦としてまいりましょう。

↓チームは問わない!どこかたまに代々木でやってください!
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この日はレギュラーシーズンのホーム最終戦ということもあって、いつにも増して大盤振る舞いのアルバルク東京。代々木第一のどこにそんなスペースがあるのかと毎回首を傾げるレベルでさまざまなブースを出展し、さまざまなプレゼントを配布してくれています。今回も公式サイトのイベント紹介ページを見れば、縦書きマンガの1話目みたいな感じでスクロールしてもスクロールしても終わらないイベント情報の群れ。僕なんて特に気合が入っているわけでもないのに、イベント消化時間から逆算して2時間前くらいに会場入りをしてしまいましたよね。

しかし、実際に会場入りしてみると、想像以上にイベント消化への道のりは険しいものでした。自分の段取りが悪いという話もあるのですが、最初にターゲットにしたmy routeとかいう使ったことのないトヨタ系のアプリで行なうスタンプラリーが思いがけず難しく、代々木第一体育館のなかをグルグル3周ほど巡ることになったのです。「アプリのなかにルートを表示するためのアプリじゃないのかよ…」「どこにあるのか全然分からん…」「似たようなQRコードが何種類も壁に貼ってあって目がチカチカする…」などと言いながらグルグル巡っていると、見つからなかった最後のひとつはスタート地点の背後にあったというオチで(※サイトに場所が書いてあったことはあとで気づいた)、こちらは景品がもらえる先着300名に間に合わず。

そこで手間取った影響で、そのほかのイベントにも出遅れてしまい、オリジナルウェットティッシュがもらえる人材派遣会社のクジとか、缶バッジがもらえる銀行のアンケートとか、水筒を持参すると新しい水筒が当たるクジとか、トヨタイムズスポーツとかいうトヨタ系の使ったことないアプリをインストールすると引けるクジとか、チーム公式アプリから参加するミニカーが当たるクイズとか、動画を見るとポストカードがもらえるイベントとか、多くの配布イベントは参加できずに終了してしまいました。全然こなせないイベント群を前に、「いっそ先行入場できるファンクラブに入るべきか?」って思ったほど。「2時間じゃブースをまわり切れないから3時間前に入場したい」というファン心ゼロの理由でファンクラブに入ることを検討させるとは、さすが世界のトヨタだと唸りましたよね。

まぁそのように多くのイベントが不参加で終わってもなお、手に余るほどのお土産をいただけるのですからありがたい限りです。入場時には先行1万人という触れ込み(※満員で約1万人収容なので実質全員配布)で特製ハリセンをいただきましたし、同じく入場時にはクリアファイルもいただきました。公式SNSをフォローすると引けるクジでは素敵なステッカー2種をいただいたほか、中古パソコン屋さんのブースでは素敵なステッカーをいただき、さらにたくさんたまるけど使い道が月に一度の福引きしかないハチポとかいう地域コインのブースのスタンプラリーでは素敵なステッカーを3種もいただくなど、たくさんの素敵ステッカーをいただくことができました。ステッカーはナンボあってもいいですからね。

そして今回最大級の配布物として、とても全員は消化できないし消化するつもりもなさそうなパナソニックさんの最新美容家電体験ブースで、ドライヤーとか髭剃りとかの新製品を体験すると引けるクジに参加し、素敵なマイクロファイバークロスをいただくことができました。ここまでくると一気通貫でステッカーをいただきたかったところですが、コチラのブースはそもそもステッカーの配布がないとのことで、パナソニックさんの本気に震える一幕も。参加賞というには申し訳ないほどの立派な配布物、大事にリビングの掃除などに使わせていただこうと思います。

↓入場時にハリセンをいただきました!
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↓同じく入場時にクリアファイルをいただきました!
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↓菊地祥平さんのステッカーをいただきました!
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↓汎用的なステッカーをいただきました!
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↓ステッカーというよりはシールをいただきました!
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↓会場内6ヶ所を巡るというわりと大掛かりなスタンプラリーでステッカーをいただきました!
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↓お掃除に便利なマイクロファイバークロスをいただきました!

そんなことで時間は瞬く間に過ぎ、巡れるブースを巡り終えた頃にはもうティップオフの時間です。チアの熱いダンスと噴き上がるリアル炎の熱で、コートの熱気は最高潮。選手たちも観衆も大変気合いが入っている模様です。それもそのはず、この試合の勝ち負けにはレギュラーシーズン最終戦と代々木最終戦を勝って終えたいという以上の大きな意味があり、何とここで勝てば今季成績ですでに確定済みのB1中地区の2位に加えて、リーグ全体を通しての4位相当が確定するという状況だったのです。そうなれば8チームで行なうポストシーズン準々決勝のホーム開催も決定します。勝っても負けても対戦カードが変わるわけではないものの、ホームでやれるかアウェー戦になるかは大きな違い。うむ、これは熱い試合を楽しめそうです。

↓ということでティップオフしました!
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試合冒頭は調子よくスコアを重ねるアルバルク東京ペースで始まります。第1クォーター5分経過頃には12-5と早くも7点をリード。しかし、すぐさま試合は暗雲漂う流れとなっていきます。対戦相手の川崎ブレイブサンダースはシュートの成功率が高く、スリーポイントをスパスパ決めてきますし、アルバルク東京はミスで勝手にボールを失う場面が目立ちます。相手にカットされるのはまだしも(←まだしもでもないが/パスが緩い)、自分たちのパス回しの途中で味方にパスが当たってボールが自陣側に転がり、拾った相手にダンクシュートまで持ち込まれたのには、握り締めた「アルバルク大勝」のスポーツくじもグシャッとなりましたよね。

そんなプレーが出るようでは逆転されるのも当たり前で、はじめの5分で7点差つけていたはずの第1クォーターは、終わりの5分で逆に7点差をつけられて18-25で終える形となりました。その流れは第2クォーターに入っても変わらず、一時は最大14点差をつけられる場面も。第2クォーター終盤にアルバルク東京は安藤周人さんの連続得点で追い上げを見せますが、それでも第1クォーター終了時の7点差まで引き戻すのが精一杯。後半に向けては、もうちょっとシュートの確率が上がるような攻撃をしていきたいところです。

↓思わず頭を抱えてクジ券がグシャグシャになるようなミスからの失点!


↓FLOWさんのハーフタイムショーで気分を上げて後半に臨みます!



迎えた後半。試合序盤から出足鋭く動いていた川崎側は疲労も出始めた頃合いなのか、シュートもなかなか決まらず、ファウル数も重なるような格好に。逆に尻上がりによくなってきたアルバルク東京はレオナルド・メインデルさんが攻守にわたって好プレーを連発し、一気に追い上げを見せます。56-58の2点差に迫ったところでは、相手のカウンター速攻を追走し、背後からボールを叩き落す見事なショットブロック。さらに第3クォーター残り2分というところでは、相手のファウルを誘って一時逆転となるフリースローを決めました。もはや点差はあってなきがごとしの1点差、62-63で試合は第4クォーターに入ります。

↓レオ様の見事なブロックでいよいよ勝利は射程圏に!


最終第4クォーター、互いにスコアを重ねて逆転逆転のシーソーゲームとなります。気持ちもヒートアップしたか、ファウル合戦のような様相にもなり「マッチアップした相手選手が5つめのファウルで退場となったのを喜び、煽ったら自分もテクニカルファウルもらった」なんていう一幕も(←仲良くケンカした類の話です)。ファウルが多い展開になればホームの利も生きるというもので、アルバルク側は相手のフリースローに猛烈な圧を掛け、チームを後押しします。

残り1分41秒時点でも78-78の同点という、最後までどう転ぶか分からなかった試合を決めたのは、アルバルク東京の連続スリーポイントでした。残り1分20秒、メインデルさんがスリーを決めて81-78、さらに相手がシュートを落としたあとの次の攻撃ではテーブス海さんがスリーを決めて84-78に。試合時間は残り37秒、こうなればもう川崎側はファウルゲームを仕掛けながらスリーポイントを狙うしかない苦しい形に。結局、この連続スリーでつけた差がモノを言い、最後は84-80でアルバルク東京が逃げ切りました。レギュラーシーズンホーム最終戦&代々木最終戦を有終の白星で飾り、そしてチャンピオンシップ準々決勝のホーム開催をガッチリとつかみ取る、見事な勝利でした!

↓試合を決めたスリー、そしてお祝いの体当たり!


↓スリーポイントが決まるたびにピザーラからピザが届くのはイイ広告だなと思いました!
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ということで、いろいろなことが都合よく美しい形の結末となったこの試合。今季は合計20万4561名もの来場者があったとのことで、チームとしても新記録を作って代々木での開催はひと区切りとなりました。少し気が早いですが、来季からはサンロッカーズ渋谷ともどもお台場の青海に建設中のトヨタアリーナ東京を本拠地としての試合開催となるとのことで、そちらも楽しみです。ご近所観戦の気軽さは若干なくなりはしますが、そのぶんを新しい未来の夢で楽しませてもらえたらいいなと思います。バスケの試合は遠くなったとしても、1万人規模のちょうどいい最新アリーナを求めて横浜とか埼玉とか千葉とかに散らばっていたものがお台場に集まるようになれば、トータルではご近所感も上がると思いますしね。

↓チャンピオンシップ優勝を目指して頑張ってください!
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サンロッカーズはここも渋谷区だと言い張って代々木移転ならよかったのに!

失敗・後悔・反省にまみれた日々の癒しをご近所Bリーグ観戦に求めたところ、ついに人生で初めて「WINNER」になることができた件。

08:00
ついにWINNERになりました!

毎日働くこととか毎日会社に行くこととかこの暮らしがこのあと何十年もつづくこととかに憂鬱になっている新入社員の皆さん、おはようございます。皆さんは今時点では「いつかこの暮らしにも慣れるのだろうか」くらいのボンヤリした明るい未来を見ているかもしれませんが、基本的に今のその気持ちはずっと継続しますし、大抵は悪化します。自分のあふれる才能で自他ともに認める成功をおさめたキラキラした人だけがその気持ちに囚われることなく、あーだこーだと高所大所から「働く喜び」とか「生き甲斐」とか「自分の成長」とかのご高説を説いてくる世界が死ぬまでつづきますので、どうぞ死ぬまで頑張って生きてもらえればと思います。

とまぁ、そんな嫌がらせ風味の事実を言い出したのは、僕自身が今大変憂鬱な気持ちで過ごしているからです。これが厄年というヤツなのかもしれませんが、2025年は大変辛く厳しい失敗の年となっております。もちろん毎日ご飯を食べてテレビ見てスマホをいじっているので「それで充分幸せ」と感謝すべきではあるのですが、平年と比べるとやはり凹んでいるなと思うのです。僕は「何にも起きないようにできるだけ何にもしない」というスタンスで人生を生きているのですが、そんななかでも生きるための必要に迫られてやっている仕事であるとか、私生活であるとか趣味の活動であるとか、多少の活動はあるわけです。その各所で、ネンイチあるかないかレベルの大失敗が立てつづけに起きており、心の逃げ場がない大殺界的なことになっております。失敗への後悔で身悶えているのが風化する前に「次の失敗への後悔での身悶えが始まって結果的に前の案件を忘れる」という感じの連鎖が起きており、率直に言ってあまり元気がありません。隙あらば「3億あればなぁ…」みたいな愚痴がこぼれる不安定情緒を抱えている次第。

そんななか、月曜日が来る前に少しでも楽しい気分を補充しておこうと、スポーツ観戦に繰り出したというのが週末の流れでした。野球は埼玉西武ライオンズが福岡に遠征中であることと、仮に行っても余計憂鬱になりそうなのでまず却下。サッカーは最近ちょっと気になっているFC町田ゼルビアの試合を、自称「天空の城」とやらまで見に行こうかと思ったものの「パワハラ臭がすると月曜日が憂鬱になる」と思い直して却下。競馬は土曜の夜中に海外のレースを見ておりまして、途中までは賭けも調子よかったのですが、最後の最後のドバイワールドカップで「世界よ見ろ!」くらいの気持ちでフォーエバーヤングという馬の馬券をしこたま買いましたところ、しこたま外れまして競馬引退を決意したため却下。とにかく、ラクで何にもイヤなことが起きない案件ということで熟考を重ねまして、ご近所開催のバスケBリーグで楽しい気分になろうと思い至った次第です。

↓ということで、渋谷から徒歩圏にある青山学院大学でバスケBリーグの試合を見ることにしました!

近くて、オシャレで、時間が大体決まっていて、特にイヤな気分になる要素がない…弱った身体を重湯で癒すような気持ちで向かったサンロッカーズ渋谷のホームゲーム。渋谷駅から街歩きなどしながら現地に向かえば、道中もコンプライアンス意識高そうな人しか歩いておらず、とても爽やかです。若いお姉さんを指名してビールを買う馴れ馴れしいオジサンとか、オジサンと罵り合うオジサンとか、ストロングゼロを印籠みたいに掲げて歩くオジサンとかが一切おらず、小さな子を連れている清潔感のあるオジサンだけがときどきいる。そういうのを見ると「こういう世界でいいんだよ」と思いつつ、「あれ?疲れて憂鬱なオジサンが排除されるターンが来たのかな?」と現実が迫ってくる感じもして、またひとつ「現実を忘れながら生きる」ことの大切さを噛み締めます。気にしない、気にしない。

そんな迫りくる現実さえもバスケの楽しげな雰囲気は忘れさせてくれます。試合開始ギリギリで会場入りすれば、すでにそこは熱狂的な盛り上がり。あまりの熱気でブワーッと汗が出てくるほどです。「すごい熱気だな!」と思っている僕の横を「めちゃ暑くなーい?」と学生風のグループが通り過ぎていったときには、単に会場が暑いだけだったのかとシュンとなる気もしましたが(←夢から醒めることへの耐性が弱っているのですぐにシュンとなる)、いやいや実際熱気もすごいものがありましたよ。スタンドはビッシリ埋まって立ち見客がコンコースを取り囲んでいますし、売店からポップコーンの匂いが立ち込めてアメリカにでも逃げてきたような気分にもなりました。甘いポップコーンの匂いで、雫が垂れるように少しずつ元気も回復していきます。

↓賑わっていて楽しそうで元気が出る!
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↓DJが会場を盛り上げるなど、オシャレ空間で元気が出る!
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煌びやかな演出のもと選手入場など見守りまして、早速試合を楽しむわけですが、それにあたり少しだけ楽しさのドーピングをすることに。手元のスマホでポチポチと、スポーツくじWINNERを購入しまして、勝ち負けに若干の意味合いを持たせることにしたのです。もちろん、そこに注力し過ぎると「負けて不愉快」とか「損して不愉快」とか余計な凹みが発生しますので、一口200円の最小単位まで、それも放っておけば消えてしまう期間限定ポイントを消化しての購入とし、「誰かにもらった宝くじ」くらいの気分で見られる範囲の投票をしたわけです。

この日の対戦はサンロッカーズ渋谷と仙台89ERSによるものでしたが、前日土曜日の対戦ではサンロッカーズが83-51の32点差で勝っておりました。ここまでの戦績などを見ても、勝ち負けで言えばサンロッカーズのほうが勝つだろうと見立てまして、さてどれぐらいの点差で勝つのか、そこを思案しました。そこには願望と言うか、「いいことも悪いこともそんなに連続しないはず」という祈りのようなものを込めて、前日よりは接戦となる「サンロッカーズ渋谷の10〜14点差勝ち」に投票することに。根拠も予測も特にありませんが、あまりに僅差の予想をすると「点差がついて早めにハズレ確実」になりそうですし、あまりに大差の予想をすると「点差がつかずに早めにハズレ確実」になりそうだったので、競っていても大差でも残り数分でどうとでも転がりそうな範囲の予想で試合時間いっぱいまで楽しむことを目指した感じです。

すると、試合はそんな希望的観測に寄り添っていい感じで進行していきます。第1クォーターの立ち上がり、いきなりサンロッカーズが連続得点で9-0とすると、そこで築いたリードが微増減しながら、ほぼ平行線でスコアが動いていくではありませんか。両チームの戦いぶりなど見ると、サンロッカーズは人がよく動き、ボールもよく回り、中央にドッシリと構えたジョシュ・ホーキンソンさんから視野の広いパスが配給されて、スリーポイントなどもよく決まります。89ERSはそれを警戒するあまりか目先のボールにふたりで絡んでいったりするのですが、結果的にボールは取れず相手にフリーの選手が生まれるという悪循環。その「動きの少なさ」みたいなものが攻撃のほうでも停滞を生んでおり、単独のドライブとかビッグマンがゴール下で頑張るとかシンプルな攻撃が多く、マークがついた状態でタフなシュートを打たされる場面が目立ちます。リバウンドで頑張ってカバーしてはいますが、ちょっと全体的に確率が悪い感じの攻守です。

「これはシーソーゲームはなさそう」
「勝ち負けで言えばサンロッカーズだろう」
「ただ終盤は疲れも出るだろうし」
「メンバー的にも最後はさらに差がつきそう」
「となると1桁点差で終盤まで推移して」
「最後にピュッと差がついて」
「10〜14点差でおさまるのが理想」
「よーし両方頑張れ!」

そんな思考で両チームを応援する思考となり、精神衛生的にも大変よい観戦になっていきます。どちらかがシュートを決めれば相手方にも決めろと祈り、どちらかがシュートを外せば次はディフェンス頑張れと励まし、まるで競技そのもの試合そのものを愛する人のような態度で、ひたすら平行線を祈りながら均等な応援をつづけます。その甲斐あってか第1クォーター終了時点では、「最初のランでついた9点差」をおおよそ維持する21-13の8点差となりました。うむ、このまま終盤までいって、最後にピュッといけばイイ感じなんじゃないでしょうか。

↓第1クォーター途中にはTHE JET BOY BANGERZのHINATAさんによるシュートチャレンジも!
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シュートは惜しくも決まりませんでしたが、それはそれでよかったと思います!

「全部決まる」「最後決まる」「全部外す」あたりがウケる展開ですからね!

第2クォーターは一時16点差まで広がる場面もありますが、89ERSもギアを上げて食い下がります。ジワジワ点差を詰め返すと、前半終了間際にはスリーポイントでのバスケットカウントなども生まれて38-33の5点差まで点差を詰めてきました。第3クォーターはお互いにシュートが決まらないロースコアでの平行線となり、ほぼ状態変わらず49-42の7点差で最終第4クォーターへ。この頃には、まさに思い描いた通りの理想の展開で「当たるのでは…?」「何かすごい上手くいってる」「人生もこんな感じならいいのに」と興奮も高まってきました。競馬で言えば最後の直線200メートルで買ってる馬だけが抜け出したときのような気分です。あとは最後、フィニッシュだけ!

↓文脈よくわかりませんでしたが、幕間には楽しい寸劇もありました!
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↓この日の観衆は3905名、大盛況でした!
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そして迎えた第4クォーター、5点差〜10点差のあたりをフラフラしていたスコアをグッと当たり方向に動かしてくれたのは、最終的にこの日のMVPにも選ばれたトロイ・マーフィージュニアさんでした。8点差で迎えた残り1分43秒でのスリーポイント、そしてその直後のジャンプシュート2点を決めて、ついにスコアは69-56の13点差に。いずれもホーキンソンさんからの長いパスを受けてのものでしたが、この日の両チームの得点差を象徴するようなプレーで、ついにスコアは当たり圏内に入ってきました。

このあとに89ERSが2点決めて、残り51秒で69-58の11点差。追い上げる必要がある89ERSは終盤ファウルゲームを仕掛けるわけですが、ここでマーフィージュニアさんが1本だけ決めて「残り45秒で70-58の12点差、89ERSボール」となったときは、久々に脳から喜びの物質があふれ出てくるような恍惚を味わいましたよね。だって、ここからどちらが2点取っても当たり圏内は変わらないわけじゃないですか。89ERSが追い上げの2点を取っても当たり圏内は変わりませんし、よしんば3点を取っても当たりまではわずか1点です。

で、89ERSの攻めがどうなろうが、リードしているサンロッカーズは焦って攻める理由などないので、もう時間を削りに行くわけじゃないですか。ショットクロックを使い切ってからシュートを打って決まってもいいし、使い切る前にファウルで止められたらそれはそれでフリースローが1本か2本決まればいいし、何と言うか「もうどう転んでも当たる未来」が見えてきたのです。やがて残り5秒とかでサンロッカーズが「攻める気ゼロのボールまわし」を始めたときには、僕自身も勝利のガッツポーズをしましたとも。「やったー!」と高笑いして歓喜のタイムアップを迎えるあの気持ち。いやー、失敗と後悔と反省のなかで忘れていたものを久々に思い出すことができたような気がしましたよね。小さな小さな喜びですが、一応スポーツくじWINNERに関してはコレが人生初当たりでしたし!

↓僕を勝利…当たりへと導いてくれたトロイ・マーフィージュニアさんの活躍!


↓当たり圏内を維持したまま最後にボールまわしをした数秒、最高にいい気分でした!
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↓初めて見ましたがコチラの投票サイトでは当たるとこんな画面が出ました!
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820円の払い戻しでこんなに喜ぶのもアレですが、1試合の時間分お祈りしていたことが、祈った通りに現実になると、「上手くいくこともある」という人生への希望もわいてくるから不思議だなと思います。思った通りにならず「上手くいっていればあんな未来があったのになぁ」と思うこともあれば、そうでないこともある、「両方ある」と思えただけでも十分に嬉し過ぎる出来事でした。いい感じの点差におさめてくれた両チームに感謝しつつ、また今週も頑張っていけたらいいなと思います。特に大きなニュースはない試合ではありましたが、個人的には思い出深い試合になりました!



こんな感じで、人生にもたまには「思い通りに上手くいく回」が来ますように!




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