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横綱・大の里とおコメの女を見ました!

本日は大相撲初場所の観戦に行ってきたお出掛けの記録です。例年、相撲仲間と東京での本場所観戦に繰り出しているのですが、昨今はチケットの争奪戦が激しく、昨年九月場所につづいて今年の初場所も一同落選となりました。千秋楽か十四日目のマス席が欲しいという高望みが悪いのかもしれませんが、皆の意識を合わせるとやはり終盤戦が希望になるので、致し方ありません。今後も厳しい状況はつづきそうですが、頑張って応募をつづけたいと思います。

ただ、まぁ、それはそれと言うか、ひとり身軽に潜り込めばいいんじゃないかということで、仲間内で決めた希望日程とはバッティングしないところで単独の申し込みをしましたところ見事にチケットを当てていただきました。もちろん仲間内への報告はありません。「今場所も残念だったねぇ」「インバウンド需要がすごいですな」「大相撲に栄光あれ!」などと言っている横で「僕はひとりで見に行きます」とは言いづらいですからね。秘密裡に観戦とまいりましょう。

↓仲間にナイショで見る国技館の空は青く澄み渡っている!
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通例場所の終盤に行くことが多いので初日の参加は久しぶりでしたが、これはこれでとてもよいものです。令和八年の相撲が始まるぞ、という開幕戦に似た高揚感があります。両国駅を降りて国技館に向かう道には露店の商売人も多数居並び、さらにそれを上回るほどの入り待ちの人たちが国技館前の道路に人垣を作っています。力士たちの到着を待つ人々のキラキラした目は、上野動物園でパンダを待つ人々以上に輝いているかのよう。「もしかしてパンダがいなくなった展示スペースに定期的に力士に来てもらったら盛り上がるのでは…?」と人権を考慮しないアイディアも湧き出てくるなど、新年はおめでたくて大変結構です。

無粋で恐縮ですがQRチケットなどをかざして館内に入りますと、入場口付近には長い列ができています。どうやら、毎年恒例の大相撲カレンダーを配布しているとのこと。僕も早速1枚いただきますと、すぐ隣にもほかの列ができていました。こちらでは大相撲ファンクラブの会員向けにプレゼント抽選を実施しているとのこと。「これはC賞のカレンダーでしょうなぁ」「ルーレットの面積的にC賞のカレンダーでしょうなぁ」「カレンダーは今もらったんでむしろD賞のステッカーがいいです!」と思って参加したクジは見事にC賞のカレンダーでした。

↓日本相撲協会様からカレンダーをいただきました!
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↓カレンダーはなんぼあっても困らないですからねぇ!
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その後は館内の散策へ。初日ということでどこもかしこも大変賑わっており、各位の購買意欲も非常に高いようです。ガチャ機には前が見えないほどの人が群がり小銭の両替機がけたたましく鳴っていますし、親方衆が売り子をつとめる売店では会計の列が店をハミ出して隣のブロックまで伸びています。商品を手にして会計列の最後尾に向かうまでの移動が事実上万引き犯と同じ動きになってしまうので、「私はコレを買う者です!」「買うものを持ってますよ!」「会計の列に今から並びますよ!」と天高く掲げながら移動することになったのは新年早々ドッキドキでしたよね。セルフレジしかない無人店での買い物ってこんな気分なんですかね。

↓定番の品で恐縮ですが、自分へのお土産はもち吉のカレー揚げせんべいにしました!
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引きつづき場内の散策を進めていきますと、ひと場所間隔が空いたことで新鮮味も感じられます。売店のラインナップも新鮮ですし、等身大パネルに横綱・大の里と大関・安青錦がいたりして、記念撮影も捗ります。一方で、毎場所「あるな」と確認するのを通例としていた大ヒット企画・遠藤のお姫様抱っこ顔出しパネルが、撤去されていることには大きな寂しさも覚えました。

まぁ、率直に言って最近は誰も撮っていないというか、どこにあるか知らない人もいるんじゃないかというくらいヒッソリと設置されていたパネルではありますが、あるのが当たり前と思っていたものがなくなると存外寂しいものです。「もう誰も撮ってないじゃん」と言われるとその通りではあるのですが、思いがけず大きな寂しさを感じたので、改めて「北陣親方のお姫様抱っこ顔出しパネル」とかご検討いただけないものかなと思ったり。大相撲が頑張って客に媚びていく変革の時代の象徴だったと思うんですよね、あのパネル。その気持ちを忘れないための地蔵的なものとして置いていただけるといいんじゃないかなと思ったりました。もう誰も顔出して撮らないとは思いますが!

↓新横綱と新大関のパネルが設置されていました!
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↓いつも遠藤のパネルがあった場所には、色褪せたひよの山のパネルだけが佇んでいた…!
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その後は、その辺をブラついているひよの山やらあんこ山やらを記念撮影したり、自分の断髪式のチケットを自分で手売りしている宝富士に頑張ってくださいと応援を届けたり(※応援しただけ)、大相撲BBMカードを爆買い&開封しているお兄さんたちをねっとりと見守ったりしていきます(※流行ってるのかな?)。いつからあったのか覚えていないのですが、公式写真で作る缶バッジのお店などもあって痛バッグとか作っている人は捗りそうだなと思いました。

↓あんこ山が記念撮影に応じてくれました!
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↓大相撲痛バが充実しそうな公式缶バッジのお店!
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↓相撲博物館ではロンドン公演の様子が展示されていました!
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どこかの藩の遣欧使節団だって言われたら信じてしまいそうね記念写真!

まぁ実際そんな感じのヤツですしね!



その後は恒例の国技館地下ちゃんこへと向かいます。今場所は実践女子大と春日野部屋のコラボレーションによる和風カレーちゃんことのこと。待機列を整理する係員さんは「カレーちゃんこは久しぶりなんです!」「待望のカレーちゃんこです!」「皆さまお待たせいたしました!」とカレーちゃんこを激推ししていたので、僕も「それってスープカレーもしくはカレースープですよね…?」の言葉を飲み込まざるを得ませんよね。たまにしか食べない輩に限って「ちゃんこは鶏がらベースのしょうゆ味に限る」みたいな原理主義を振りかざすのでイカンなと思いました。カレーちゃんこ、美味しかったです。

↓よかった!ベビーコーンとか入ってない、ちゃんこっぽいカレーちゃんこだ!
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↓国技館地下ちゃんこ食堂では、恒例の著作権を気にしない紙相撲作品が展示されていました!
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↓食事後は入り待ちの列に加わりまして、霧島などを見ました!
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長い散策を終えていよいよ自席につきますと、初日らしい出来事が次々に実施されていきます。まずは協会ご挨拶。八角理事長が土俵にあがり「初日にあたり謹んでご挨拶を…」から始まるいつもの定型文を読み上げる時間です。うむ、やはり新年でもありますし、ご挨拶をいただくのは悪くない気分です。どうせならお年玉ももらえるといいなぁと思ったのですが、これはきっと向こうもそう思ってるんでしょうね。お互いに贈り合って相殺、これで妥協としたいと思います。

↓ちなみにいつもの定型文はちゃんとメモを用意して読み上げていますよ!
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土俵入りでは各力士の化粧まわしなどを「十五日間経てから見る」のとはまた違う、新鮮な気持ちで見守ります。「デヴィスカルノ」とか「峠の釜めし」などユニークなタニマチを抱える琴櫻は「感謝」というシンプルパワーワードをもってきていて印象的でした。元伯桜鵬の伯乃富士は漫画「バトルスタディーズ」の化粧まわしで登場。以前は高安にも化粧まわしを贈っていた作品で、支援への意欲を感じさせます。その後の横綱土俵入りではついに横綱・大の里の土俵入りを見守ることができました。大きい、立派、めでたい。新年から縁起のいい感じで、大相撲は何らかのパワースポットだななどと改めて思います。

↓「化粧まわしありがとうございます」の感謝、ではなさそうです!
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↓こちら読んでないのですが、野球漫画だそうです!
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↓横綱・大の里土俵入りであります!
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土俵入りのあとは賜杯の返還やら優勝旗の返還やら、優勝額の寄贈やら年間最優秀力士やら幕内最優秀新人賞やらの表彰があり、大の里と安青錦が出たり引っ込んだり出たり引っ込んだりしていきました。今回は仲間内で酒飲みながら与太話をする観戦ではなく黙々と土俵を見守っておりますので、優勝額がお披露目されるところもしっかり見守ることができました。「気づいたら幕が上がってた」とならなくて、こういうところはおひとり様のいいところだなと思います。

↓当初は優勝額に幕が掛かっておりましたが…
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↓幕が上がってお披露目されました!
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さて、本番の相撲ですが、初日ということで基本的にどの力士も元気ですし、新年なので今年こそはという意気込みだったり、今年の初日をという気持ちだったりがあふれる充実の土俵です。幕内に再び帰ってきた朝乃山は大きな声援を浴びて土俵際まで攻め立てるも、わずかに先に体が落ちて初日白星はならず。小兵ながらも鋭い立ち合いとかわいい表情で魅せた藤ノ川は、土俵際で逆転の小手投げを喰らってこちらも白星ならず。先ほど漫画の化粧まわしをつけていた伯乃富士は、王鵬の攻めを耐え土俵際で逆転の投げで、新しいしこ名での初白星。注目の新大関・安青錦は難敵・宇良を下して白星発進と、勝ったり負けたりを楽しみます。

↓琴櫻と義ノ富士の取組にはテレビ朝日「おコメの女」の懸賞が!これはNHKもザワつきそうですね!
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楽しい時間はあっという間でいよいよ両横綱の取組の時間。まず登場した大の里は危なげない相撲で一山本を押し出して初日白星。豊昇龍は力強い相撲で若元春を寄り倒してこちらも初日白星。横綱・大関土つかずの美しい初日となり、大変充実の土俵となりました。

↓横綱が強いと場所が引き締まりますね!
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↓豊昇龍も勝って上位陣盤石のスタート!
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↓結びの一番には「魚卵」様より懸賞をいただきました!
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↓大相撲人気は今年もすごそうですね!
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そんなことで今年の大相撲も大いに楽しんでいければと思います。相撲仲間との連れ合い観戦ができるのかどうかという問題は深刻ですが、今後は中日とか7日目とか、まずは入場することを最優先に日程の検討をしていくのがいいのかなと思いました。とにかくどこもかしこも人・人・人の大人気でしたからね。館内を見ているとチョコチョコ謎のツアー客みたいな方がいるので、そういうツテのありそうな線を探ってもいいのかもしれません。手を尽くしてチケット取りに励む、を新年の抱負にしようと思う大相撲観戦となりました!



土俵が充実しているので、しばらくこの争奪戦はつづきそうですね!