photo:岡本利恵さま
作品名: la rosée(ラ・ロゼ)
フランス語で「雫」・「露」という意味。
ダリアの花に朝露や雨が降ったあとの雫、その雫に光が当たってキラっと光る、輝きすぎない艶みたいな美しさを表現しました。
夏に制作した作品なので、少しでもさわやかさを感じたいと思って。
このブローチは以前ブログでも書きました、日本コスチュームジュエリー協会様主催セミナー「コスチュームジュエラーズ エッセンシャルセミナー」で制作した課題作品です。
課題と言っても、今回は「ブローチ」、次は「イヤリング」などとアイテムが決まっているだけで、どんなデザインにするのかは自由なんです。なので、そこが一番の課題。
一般的にこういった講座というと、テーマがあってテーマに沿った作品だとか、このデザインを作ってきなさいみたいな感じで評価を受ける感じなのかもしれませんが、Eセミナーは違うんです。自分が表現したいもの。自分が作りたいものを作っていってそれを講評してもらいます。
テーマがあったり、これを作ってきてと言われるほうが作り易かったりしますが、そうしない理由は、一人一人持っている技術、好きなもの、表現したいものなどすべて違う。だから同じものをつくって評価しても意味がない。あなたにはあなたにしか作れないもの、いわばオリジナリティーを高めたいと。それに「人と同じもの、似たようなものをつくっても面白くないでしょ」と、これはマリ先生の口癖。
私も人と同じものを着けたくないから、コスチュームジュエリーを作ろうと思ったので、そこは同感。なんです 、でも自分が何を表現したいのか、それを形にするのが一番の課題でした。表現をするには技術的なことだけでなく、いろんなことをかなり具体的に考えないといけないので、苦戦したところではありますが、これがいい勉強でしたし、納得いくものをつくれるのだと感じられました。
私はいつも作品をつくるときには、自分の洋服に合うもの、着けたいものが主軸となっています。 そして白色にこだわっています。
Eセミナーでの作品もデザインは、ほぼ洋服に合わせたものから考えました。今回のブローチは持っている夏服に合うように。それに、暑いときって汗をかくからネックレスをあまりしたくないんですよね。なので、 ネックレスをしなくてもおしゃれに見えて、爽やかに涼しさを感じるものをと考えました。
そこから、
・水や水滴を感じるようなもの
・その水滴が反射してキラッと光る感じ
・上品に纏えるもの
ダリアの花にしたのは、、開花時期としては6月~11月頃で夏から秋にかけて咲く花、こんもり丸くて可愛らしい形だけど、優雅さがある感じが素敵なので。
ダリアの花言葉は「華麗」「優美」「気品」で、白のダリアは「感謝・豊かな愛情」だそうです。
ダリアの花に朝露や雫がついてる様子をブルーの小さなビーズで、水滴をクリアガラスで、雫が風に揺らいでいる様子をフリンジで表現しました。
そのイメージで作ったのがこちら。

ネックレス代わりになるものなので、ある程度の大きさは出しました。 ゆれる房の部分を「フリンジ」と呼びますが、このフリンジの部分は軽い感じでいいかなと思っていました。が・・・
「これはフリンジじゃなく暖簾ね!」と一刀両断。
「ヘイ!いらっしゃい!」的な感じ。アハハ(;^ω^)
このフリンジ、着けたら揺れない。一応、実際に着けてみて試したんですが、垂れ下がっているだけになっていました。
このフリンジが揺れる状態になったらいいのでは?とアドバイス頂いて修正。
それが、こちら。また、修正入るかなと思いましたが、OKいただきました。

いかがでしょうか?
着けた時にどうしたら美しく見えるのか?バランスよく見えるのか?は、常に客観的に見ることがすごく大事なんだと思いました。
こう見比べると、確かに暖簾(笑)の方のデザインは貧弱に見えるし、雫や露の感じは修正したほうが雰囲気出ていますよね。今度は、ちゃんと揺れます。
着けてもキレイだし、これだとネックレスなくてもいい感じ。
before after
before、afterの写真ご覧いただいていかがでしょうか?
シンプルな洋服がブローチを着けるだけで、雰囲気が一気に変わります。
着けるだけで、ちょっとおしゃれ感が出てないでしょうか?
着け方は2つのバリエーションがあって、1つはフリンジの部分が垂れ下がるように着ける。もう一つはフリンジの部分が上から流れるように着ける着け方。
着け方によっても、雰囲気変わりますよね。
また、着ける位置によっても変わりますよ。
着け方のバリエーションは当初から考えていたんですけど、フリンジが多いほうが流れる感じで自分でも好きです。
意外に淡い色にも合います。遠目から見ても存在感あります。
グレーのワンピースと白のチュニックに合わせてみました。グレーのワンピースは冬物ですが・・・
ショールやストールにも着けられるし、最後のヒョウ柄のショールの写真は背中側に着けています。もちろん前でもいいけど、背中側でも可愛いと思って。大阪人だけど、ヒョウ柄の服って持っていないなぁと思っていたけど、このショール見たとき、やっぱり大阪人だった!と思いました(*^▽^*)
夏のイメージですけど、冬のコートにもハイネックにも使えそうと思っています。
それと、このブローチ、どの骨格タイプさんでも似合うブローチなんですよ!
ということは、どんな方にでも似合うブローチになっているってことです。
骨格タイプを選ばないデザインだというのは、Eセミナーが終わり、コスチュームジュエリーに特化した骨格診断ジュエリー講座を受講した時に判明しました。自分でもびっくり!
また、骨格診断×コスチュームジュエリー講座のことはご紹介致しますね。
さて、このブローチ、本当にどんな骨格タイプさんにも合うかは今度、実証できるかもしれません。
というのも、既にご案内済みでブログをご覧いただいている方はご存知だと思いますが、6月に私を含めEセミナーでご一緒した受講生6名と一緒に、コスチュームジュエリーの着装会を開催いたします。

このブローチもお持ちして、皆さんにご着装いただこうと思っています。
また、結果をご報告致しますね! どんな結果が出る今から楽しみです。
今年もやってくる暑い夏。今年はこのブローチで爽やかに乗りきりたいと思います!
junoi