はじめに
RISC-V SUMMIT EUROPE 2025 の講演ビデオ が Youtube に講演されました
RISC-V SUMMIT EUROPE 2025 の講演ビデオ
- RISC-V SUMMIT EUROPE 2025 Part 1、34本
- RISC-V SUMMIT EUROPE 2025 Part 2、26本
- RISC-V SUMMIT EUROPE 2025 Part 3、26本
全部で86本です
凄いですね。
NotebookLMの音声概要
grok3 に聞いてみた
質問 : RISC-Vは、組み込みとか、アクセラレータのIPは結構出てきたんですが、スマホやPC、Data Centerの領域ではどうなんでしょうかね。
回答
RISC-Vは組み込みシステムやアクセラレータIPで普及が進んでいますが、スマートフォン、PC、データセンターといった高性能領域ではまだ発展途上です。以下、各領域の現状と課題を整理します。
1. スマートフォン
現状
- Androidのサポート: GoogleがRISC-V向けAndroidの公式サポートを推進。2023年にAndroid Runtime (ART)をRISC-Vに対応させ、Java/Kotlinアプリの動作を容易に。
- プロトタイプと商用化:
- Qualcommの動き: Wear OS向けRISC-VベースのSnapdragon Wearプラットフォームを開発中。低消費電力ウェアラブルデバイスでの商用化を計画。
- エコシステム: Androidエミュレータ(RISC-V版)やAppleのRosetta 2のようなトランスレータが互換性向上に寄与。
課題
- ARM向けアプリの互換性問題。
- エコシステムの未成熟さによる普及の遅れ。
2. PC
現状
- 開発ボード: SiFiveのHiFive Premier P550やVisionFive V1など、Linuxを動作させるRISC-V開発ボードが登場。主に開発者・ホビースト向け。
- 具体例: 2021年にRISC-VベースのLinux PCがAMD RX 6700 XT GPUと組み合わせてデモされ、PC用途の可能性を示す。
- ソフトウェア: Ubuntu for RVA23などLinuxディストリビューションのサポートが進む。
課題
3. データセンター
現状
- サーバーチップ: Ventana Micro SystemsがVeyron V2(高性能RISC-V CPU IP)を開発、2025年展開予定。AMD Epyc超えを主張。
- クラウド採用: AlibabaのC910 RISC-Vサーバーチップが2023年にScalewayクラウドで初導入。「技術的主権」需要が高まる。
- 主要企業の動向:
- HPC(高性能計算): 欧州連合が2023年にRISC-Vベースのスーパーコンピュータ開発に2億7000万ユーロ投資。中国でもHiSiliconやStarFiveがデータセンター向けRISC-Vプロセッサを開発。
課題
全体的な展望と課題
利点
- オープンソース性とロイヤリティフリーによるコスト削減・カスタマイズ性。
- 中国など技術的自立を目指す地域での採用加速。
エコシステム
市場予測
課題
- ソフトウェア互換性(特にネイティブアプリ)。
- x86/ARMとの性能ギャップ。
- エコシステムの成熟度向上。
結論
RISC-Vはスマホ、PC、データセンターで可能性を示していますが、ARMやx86に対抗するにはエコシステム強化と高性能プロセッサの商用化が不可欠です。データセンターではVentanaやAlibabaの取り組みが注目され、2025年以降の本格導入が期待されます。スマホではGoogleやQualcomm、PCでは開発ボードの進展が次のステップです。RISC-V Summitなどのイベントで最新動向を追うとよいでしょう。
おわりに
x86 => arm になってきたのもそれなりの時間がかかったので、arm => RISC-V になるのもそれなりの時間がかかりそうですね。