はじめに
arm が IoT 用に Cortex-A320 を発表しましたので、記録に残します。
arm Cortex-A320
下図は、上記のサイトにあったブロック図です。コア数は、1, 2, 4 に対応しているようです。3コアはサポートしていないようです。

NEON/SVE2 SIMD Engine は、2つのコアでの共用のようです。4コアだと、2つの NEON/SVE2 SIMD Engine。1コアだけであれば、1つのNEON/SVE2 SIMD Engineを占有できるようです。
Cortex-A35 に対して、ML性能が10倍で、スカラー性能は33%アップのようです。
Cache に関しては、
- L1 I-Cache/D-Cache : 32KB or 64KB
- L2 Cache : オプショナルで、128KB 192KB, 256KB, 384KB, 512KB
- L3 Cache : サポートしていません
Bus Interface は、AMBA AXI5 で、ACPもサポートしていません。ということで、Data Cache 制御はソフトウェアでやらないといけなさそうです。
DSU-120T と一緒に使うようです。
DSU-120Tは、L3 Cache をサポートしますが、Cortex-A320 が L3 Cache をサポートしないので、L3 Cacheは使えません。
# Ethos-U85と一緒につかう
Ethos-U85 は、 Cortex-M85 のような32ビットCPUと一緒に使う想定でしたが、LLMでパラメータ数が10憶を超えて、32ビットでは足らなくなったので、64ビット対応のAシリーズにしたっぽいです。
A55やA35のアプリケーションをそのまま、A320に移植するのも簡単です。
おわりに
スマホではArm CPUやGPUは使われていますが、NPUに関しては各社独自開発しているので、Armの Ethosシリーズは使われていません。
Ethosシリーズは、IoT用として、LLMへの対応のために、CPUコアの方を変えてきたんですね。
とは言え、IoTにて、Cortex-A320 + Ethos-U85 を入れたチップって、結構、お高くなりそうですが、その点はどうなんでしょうかね。。。。
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