はじめに
Qualcomm のスマホ用SoCは、Snapdragon 8 Gen シリーズだと思っていて、Gen 3 の次は、Gen 4だと思っていました。
どうも、8 Gen 4ではなく、8 Elite に名前が変更になったんですね。気にしていませんでした。
ということで、
- Snapdragon 8 Elite
を記録に残します。
Snapdragon 8 Elite
によると、
- Name: Qualcomm® Oryon™
が 8 Gen 3 からの変更。この Oryon は、PC用SoC の X Elite で採用したCPUコア(買収したNuviaが開発したCPUコア)
この Oryon は、ARMv9 ではなく、ARMv8.2 です。8 Gen 3 に搭載している
- CPU Name: Qualcomm® Kryo™
は、ARM Cortex-X4、A720、A520でした。これらは、ARMv9 です。
まー、スマホ用SoCのCPUにARMv9が必要か?と言われると、特に必要無いので、ARMv8.2 でもOKじゃん。と思います。
Wikipediaによると、
Snapdragon 8 Elite : SM8750AB
Snapdragon 8 Gen 3 : SM8650-AB
Cacheの階層が L1 => L2 => L3 => SLC から L1 => L2 => SLC
L1 Cacheは、Gen 3 の X3 では、128KB (I:64KB + D:64KB)から Oryon Prime は192KBに。
Apple の A18 のCPUは、L1 Cacheは、Iが128KBで、Dが64KBのようです。Oryonは、192KB で、Iが96KB、Dが96KBのようです。
おわりに
QualcommのSnapdragon 8 Elite について、記録に残しました。
8 Gen 3 までは、Arm社のCPUを使っていましたが、8 Elite では自社開発(買収したNuvia)のCPUを使うことで、Cache構成が Apple の Aシリーズに近づいたようです。
Arm社のCPUを使う限り、L1 => L2 => L3 => System Level Cache になりますが、8 Elite になり、L1 => L2 => System Level Cache になりました。
この構成がどれだけ性能に影響を与えるかは分かりませんが、この方がいいので変えてきたのでしょうね。
下記の記事に、8 Gen 3 と X Elite の CPUアクセス性能の比較がありました。
下記を上記の記事から説明のために引用します。
8 Gen 3 の時は、68ns 程度であったのが、

X Elite になり、42-43ns になったようです。8 Elite でも同様な傾向になるんだと思います。そうでなければ、Oryonを採用しないでしょうから。
