フランスでは5月1日に森や林に出かけて 鈴蘭の花を摘んで花束をつくり 友達の家を訪問して 鈴蘭の花束をプレゼントするという習慣があったらしい、今のフランスでその習わしが どれほど残っているのかは知らないけれど パリの蚤の市などで 古いポストカードを見ていると、1er Mai. Fete de l'amite と 書いてある鈴蘭の花の絵葉書をよく見かけるから かつては 出かけて逢いに行けない友達にポストカードで友情の証のたよりを送っていたのだろうと思われる。
そんな今日、ちょっとご無沙汰している 古い友達に電話をしてみたりしながら考えた。
知り合いを含めて一体どれほどの人と言葉や考えを交わし、親交をかわすことが出来るのだろう?
本当に親友と呼べる共は いかほどいるのだろう?
幸いにも 大切な友達はいる、

もう何年も前に フランス人の友達に、連れられて彼女の育ての親のいる コルシカにある老人ホームに面会に行ったことがあり、友達は自分の親友だと 私を紹介してくれた。
その老夫人はたいそう喜んで私を何度もハグしてくれ、彼女に「いいかい、友達は沢山いてもそれが 価値があることでは無い、本当の友を持っている事が大事な事だよ」と何度も彼女に言っていた
日本語にするとあまりステキな響にならないけれど クァンテテ(数)じゃないカリテ(質)だと韻を踏んだ言い方と その老婦人の友達への愛おしそうな態度が いたく心に残り その時の古く 穏やかな光にあふれた老人ホームの光景とともに 時々思い出す。
改めて全ての 出会いに 感謝。
THANKS 謝謝 Grazie Merci