以下の内容はhttps://v-v-tail-log.hatenablog.com/entry/helloworld2020より取得しました。


#helloworld2020 に至るまで

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 当日のアクシデントによる開催延期というアンラッキーを踏みながらも、1/23に無事開催となった「Kizuna AI 2nd Live "hello, world 2020"」。僕も当然ながら観ました。

 ほんとすばらしかった……技術的にも確実に先端なことをやっていて、その技術をフル活用した演出も、なによりアイちゃんの口から語られる想いも、すべて「みんなとつながりたい」というキズナアイのコンセプトのもと連なっていたことに、とてつもない感銘をおぼえたんですよね。「一貫するかっこよさ」を彼女はずっと体現していて、この2ndワンマンはさらに英語圏への進出というスケールの大きな新展開も相まって、なおさら輝いていた。

 そして、これまでキズナアイがやってきた節目の活動もまた、2ndワンマンに連なっていたように感じます。そのへん、Twitterではとても書ききれないと思ったので、長文でガッツリと書き殴りたいと思います。たいしたものではないです。ただのポエムです……

 

 

 

承前1: 2018年の“hello, world”

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 2018年の年末、キズナアイ最初のワンマン「Kizuna AI 1st Live “hello, world”」が開催されました。自分も東京会場こと、Zepp Diver Cityへ脚を運びました。ものすごく寒さがキツい中、踏み込んだ会場の熱気にただただ気圧されたのをおぼえています。

 「みんなとつながりたい」とデビュー当時から語っていたキズナアイが、世界中、誰とでもつながる手段として選択した「音楽」。その中でも、みんなで踊るという形で音楽を共有できるEDMを選択し、業界の著名なコンポーザーとコラボを重ねたあの9週間は業界を大いに沸かせました。

 ノレる音楽を引っさげて、Zepp Diver Cityにて我々の前にキズナアイが現れた。いまやすっかり馴染み深くなった、バーチャルな存在によるリアルライブの光景がそこにありました。その先陣を切った一人がキズナアイであると同時に、アーティスト・Kizuna AIのはじまりでもありました。

 

承前2:『AIAIAI』のMV

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 翌年、『AI AI AI』のMVが公開されました。僕はこの『AIAIAI』のMVが銀河系で一番好きです。

 「ちゅめてちゅめて」と歌いながら踊るアイちゃんと、彼女とともに踊るリアルのダンサーたち。ハイタッチもかわしながら踊る姿は、ディプレイ越しでも「ともに踊ることができる」という「つながり」そのものを表現していました。そのすごさというか、「できないわけない」と朗らかに示していく姿に、純粋に惹かれました。

 「みんなとつながる」をこれほどまでストレートに映像で示していた、キズナアイを象徴するこのMVは、実に1000万再生突破という記録的な数値も叩き出しています。このMVが見せる映像こそ、彼女の夢見た光景であり、それは2ndワンマンにて叶うことになります。

 

承前3:17Live超ライブ配信

 さらにその年、「17Live超ライブ配信祭」というイベントへキズナアイは出張しました(なお、この時の出演はおそらくあいぴーかLoveちゃんのどちらかのはず)。バーチャルライバーの表彰も行われつつ、メインはリアルな配信者の方々の晴れ舞台。その"陽"の気に気圧されつつも、日本で広がる配信者文化の最前線のひとつの熱気は、かなり新鮮でした。

 そしてこの中で、17Liveで生まれたアイドルユニット「EVERYDAYS」とキズナアイが、スペシャルステージにて共演したんですよ。

 「ディプレイ越しにリアルの人と共演する」という、『AIAIAI』のMVを生でやってのけるというステージ。眼前で『AIAIAI』が実現するなんて! ステージを撮影しながら、その光景の鮮烈さ、そしてそれを普段もしかするとVには馴染みのない人たちも見ていることへの高揚感は、いまでも撮影に使ったOsmo Pocketを握ると思い出します。

 この年、アイちゃんは多くのステージへ立ちましたが、このステージは特に意義深いものだと感じています。様々な「バーチャルさん」と並び立った「DIVE XR FESTIVAL」も、個人的には印象に強く残っていますね。

 

#helloworld2020 はすべてを超えていった

 そんな感じでいくつかのキズナアイのステージを見てきた末に、「Kizuna AI 2nd Live "hello, world 2020"」と対峙するはこびとなりました。まず感銘を受けたのは技術的な点。ナチュラルに「現実」の上に立つAR映像に度肝を抜かれました。固定カメラならいざしらず、どう見ても手持ち接近なカメラで、あぁも破綻少なくARで合成ってできるの???という驚愕です。

 さらに、そこからシームレスにバーチャルなステージにシフトした瞬間、素っ頓狂な声を上げていました。蓋絵転換なしにそれをやってのけた上に、そのバーチャルなステージの一部はリアル側のステージも組み込まれている。果たしてこれはリアルなのか、バーチャルなのか?いや、その境界を壊しにかかっている……そう直感したところで、一秒たりとも目が離せなくなっていました。

 DÉ DÉ MOUSEとTeddyLoidの共演パートも、DÉ DÉ MOUSEはバーチャルタクシーで糊付け、TeddyLoidは量子化して分身するなど、本来Vの側がやりそうな演出が仕掛けられていたのは小気味よかったし、その点も「リアルとバーチャルで区別はない」という信念が示されていたように感じました。

 「Again」ではみんなから募集した映像をバックに歌うという演出がありましたね。ベタな演出といえばそれまでなんですが、これも「みんなとつながりたい」という願いが貫かれた結果だとはっきりわかる。バーチャルさんからの投稿もあったのはとてもキズナアイらしいというか、音楽のもとではみんな平等なんだと一目でわかるのが、ただただまぶしかった。

 そして、バーチャル中田ヤスタカを招いておっ始まったアンコールは、ついにリアルのダンサーとともに、リアルタイムで踊るという演出が。その曲のひとつは、『AIAIAI』。「ディプレイ越しでもみんなとつながれる」ということを鮮やかに示したあのMVが、このステージでディプレイを乗り越え、本当に同じステージの上に立ってみせることで、"先"へ進んだのです。

 ただただ震えた。キズナアイは、リアルもバーチャルも関係なく、ほんとうに「みんなとつながる」ことができるんだ。これまで見てきたステージの軌跡を重ね合わせて見ると、その事実がより一層鮮烈に映りました。

 キズナアイの活動は、生まれたときから、いまこの瞬間まで、ずっと連なっている。貫かれている。その姿が、ただただまぶしく、かっこよく、美しい。だからこそ、いまでもキズナアイが好きだし、いまでも彼女を「親分」と呼ぶのだと――そうあらためて気付かされた #helloworld2020 は、たぶんこの先も記憶に焼き付くことでしょう。このライブは2020年の締めくくりなんかじゃなく、2021年の幕開けだったのだから。

 

そしてさらに多くの人とつながるために

 キズナアイの活動はVTuberの中で最も長く、そして前途多難でもありました。「分裂騒動」は事実として、一定数以上のファンの離散を招いてしまったし、少なくとも2019年は苦い展開が多かったように思います。

 翌年、彼女はActiv8株式会社から巣立ち、Kizuna AI株式会社を立ち上げました。この独立は、単なる体制刷新だけにとどまらず、それ以後の活動指針自体を大きく変えるトリガーとなりました。犬山たまきや天開司、さらにはぽこピーと、多くのVTuberたちの企画へ自ら顔を出す、ものすごいフットワークの軽さが2020年に見られました。これまでの立場を思えば驚きではあるものの、それも「みんなとつながりたい」という願いと照らし合わせれば、まったくもって自然であることがわかるでしょう。

 そして、#helloworld2020 の中で、キズナアイアメリカ四大エージェンシーのひとつ・UTAへ所属し、アメリカへ向けたバーチャルツアーの開催、アライナ・カスティーロとのコラボと、その活動軸を英語圏へと広げていくことを発表しました。もちろんそれは、より多くの人とつながるために。国境も超えて、そしてリアルとバーチャルの垣根をさらに超えて、キズナアイは歩みを止めるつもりはまるでないのだと示してくれました。

 ……ただただ、その一貫した姿が、かっこいい。かわいいし、おもしろいけれども、それ以上に「みんなとつながる」を貫く姿がかっこいい。この業界の原点にして頂点でありながら、誰よりも先端を走ろうと姿がかっこいい。

 そんな「かっこいいひと」であるキズナアイが、今年はさらなる勢いで見られるかもしれないと思うと、まったくボヤボヤしてられないなって、気合が入るんですよね。アイちゃんが走るバーチャルYouTuberの世界を、僕もあらためて追いかけていきたいと、そう思ったのでした。

 

 

 

それはそれとしてですね

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 第6回VakaTuberへの参加はマジで目ン玉ひっくり返っちゃった。この情報解禁の裏ではライブの後夜祭をやってたって信じられますか?無敵の女か???めっちゃ……たのしみですよね……




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