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有為自然 1364 50有余年ぶりの再会 パズルのピースが埋まった 260305 

   50有余年ぶりの再会

     パズルのピースが埋まった  260305

 

 

50有余年ぶりに、高校時代の部活の先輩(女子)と再会した。

喫茶店で2時間半、その後、居酒屋で3時間。

話せども話せども尽きない。

お互いの半世紀を語り合った。

 

青春時代の灰色の盤面。

パズルの、数少ないピースの最後が埋まった。

そういうことだったのか。

 

ことの始まりは、高校3年。

受験勉強と、教師との衝突に明け暮れていた時期。

東京の短大に進んだ彼女から1枚のハガキが届いた。

今思えばラブレターではなく、単なる知らせだったのだろう。

 

自分は男だけの兄弟だった。

女性らしい封筒と便箋、きれいな文字に魅了された。

数回のやりとりがあった。

スマホがない時代の話である。

お互いに、下宿・アパート住まいだから、電話も使えなかった。

 

大学受験で上京する際に、東京駅まで迎えに来てもらった。

旅館までの案内をしてもらう。

初めての上京で不安だったのである。

田舎からの受験生。

そもそも高校に入学するときに、県都が大都会に見えた高校生である。

 

国立大を受験する前の「お試し」受験。

私大の試験を受けた。

行きたくなかった(合格確実のはずの)国立大が不合格だった。

その結果、東京の私大へ。

嬉しかった。

 

 

上京すると、彼女がビートルズの映画を観に連れて行ってくれた。

「ヤーヤーヤー」「イエローサブマリン」。

曲は知っていたものの、映画は初めて。

時代を感じた。

渋谷の喫茶店でコーヒーを一緒に飲んだ。

明治神宮の参道を並んで歩いた。

 

ところが大学1年の秋を最後に、この50年余会っていない。

その最後の記憶が曖昧なのだ。

 

高校時代、恋に恋していたのだろう。

 

ところが上京してすぐ、「4月病」になってしまった。

受験勉強と、教師たちとの衝突から解放され、虚脱状態に陥ったのである。

大学入学後3年間、「魂の抜け殻」状態が続いた。

そんな精神状況だったから、自分のことで精いっぱいだった。

 

別れは、彼女から切り出したそうだ。

 

「シゼンくんは、私のことを何も知らない。

このままつき合っていても、あなたのためにならない。

つき合いをやめましょう」と。

 

言われてみれば、彼女のことを何も知らなかった。

「ふられた」ということをごまかしたいがために、

自分の記憶が飛んでしまっていたのかもしれない。

 

なぜ突然、再会することになったのか。

それは、またの機会に。

 




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