以下の内容はhttps://uwisizen.hateblo.jp/entry/2025/02/18/000000より取得しました。


有為自然 1277 突然の訃報 託された課題  250218

  突然の訃報 託された課題   250218

 

 

1月のことである。

ボランティア仲間3人が集まった。

  (自分はその日、参加していない)

「おかしいね、〇〇さんは結局来なかったね」と、作業後に解散。

 

1時間後、〇〇さんの一番近くに住むメンバーのところへ、

奥さんと娘さんが来られた。

「今日お昼、主人が亡くなりました。

主人がつくっていた鳥の巣箱のキットをお持ちしました」と。

巣箱は、地域行事で子どもたちと一緒に仕上げるためのもの。

それまでコツコツとキットを作成されていたのだ。

 



メンバーの話では、

12時頃のラインには「既読」がついていたという話だった。

突然の事故死である。

 

そしてボランティア仲間で「偲ぶ会」を開いた。

献杯の前に一言。

「会場に来る前に、

〇〇さんが関わっていた地域ボランティアをメモしてみました。

雪かき、草刈り剪定、地域花壇、地域清掃、自主防災、夏祭りの電気工事 … 。

思いつくだけで8つありました。

〇〇さんは言葉少ない人でした。

何ごともしっかり支えてくれる本格的なサポーターでした」と。

 

彼を悪く言う人は誰もいない。

メンバーには、彼と同じ姓の人がいた。

声が大きく、身体の大きい、またあくが強いので、「悪い〇〇さん」

亡くなられたのは「いい○○さん」とみんなが言っていた。

 

「私は20年前にこの団地に引っ越してきました。

そのとき道路わきの雑草を一人で抜き、花を植えていたのが○○さんでした。

それが初めての出会いです」

 

「バス停への階段に、張り出していた萩。

〇〇さんは一人でそれを蔓でしばっていました。

しずくが歩行者にかからないようにするためです」

 

「夏祭り実行委員会で、サポーターを募集したら、

〇〇さんが最初に名乗りを上げてくれました。

〇〇さんが亡くなった今、電気関係のことをやってくれる人がいません。

今年の夏祭りが不安です」

 

20人近い参加者が、それぞれの思いを語った。

 

俳優の世界には「主役」「脇役」がいる。

○○さんに失礼な言い方かもしれないが、

彼は地域ボランティアの中で、いわば名脇役だったのである。

世の中には、こういう人がいるものだといつも感心していた。

八十過ぎには、とても見えなかった。

 

最近、自分はこれ以上、

地域ボランティアを増やしたくないと思ってきた。

そしてセーブするのに努力している。

しかし、彼が亡くなる直前まで関わっていた課題。

それを何とか解決したいと思う。




以上の内容はhttps://uwisizen.hateblo.jp/entry/2025/02/18/000000より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14