みんなちがって みんないい

人間は、みな平等 ?
とんでもない。
スタートから違うじゃないか … 裕福と貧困。
現実は、平等なんかじゃない。
皆さん、どうお思いになっていますか ?
いつものように、Kセンセーが語ります。
今日は、ケンポー「14条」です。
「あ~あれか」とわかる人は、スゴイ。
退職後、ケンポーの勉強をしなおして、愕然としました。
「みんな同じだから、平等」ではなくて、
「みんな違うからこそ、平等」だって ?
「違い」によって、差別してはいけない。
同時に、「平等」を実現するには、「違い」に見合う支援が必要なんだ、と。
さまざまな障害をもつ人には、そのハンディに見合った支援をする。
経済的弱者には、それを克服できるように配慮をする。
そういうことも、「平等」という考え方に含まれる、と。
第14条 すべてコクミンは、法の下に平等であつて、
ジンシュ、シンジョー、セーベツ、社会的ミブン又はモンチにより、
セージテキ、ケーザイテキ又はシャカイテキ関係において、差別されない。
人間は、人種、信条、性別、社会的身分、門地が、みな違う。
たしかに人間は、一人一人違います。
誰一人として、同じではありません。
その違いによって、差別してはならない。
現役時代、「人間は、一人一人違うんだ」
「違いで差別してはいけない」というジュギョーをしてきませんでした。
また、14条の「差別してはいけない」ということには、
セーフや公的機関が「特別扱いをしてはいけない」ということも含まれます。
次の例は、どうでしょうか ?
懇意にしていた学園経営者に、国有財産をとんでもなく安い値段で払い下げた。
友だちの経営する大学に、新しい学部をつくれるようにルールをかえた。
自分を応援してくれる人たちを、税金でまかなう花見に招待した。
お気に入りをケンサツのトップにすえるため、人事のルールを変えようとした。
お気に入りがカケマージャンをしても、起訴せずおとがめなしになった。
コロナの給付金事業を、懇意にしている企業にまかせた。
マスクの取引事業も、同様の企業にまかせた。
上級国民が事故を起こしても、逮捕されなかった。
べったり記者がジュンゴーカン容疑でも、逮捕寸前にストップがかかった。
これらは、まさに特別扱いの「生きた教科書」「生きた実例」です。
それにしても、男女平等ランキングが、世界153カ国中、121位。
この状態に甘んじている、セーケントーのセージカたち。
どうしてなのか、理解できない。
今日のまとめ。
人間は、みんな違う。
その違いによって、差別してはならない。
ハンディのある人には、支援が必要。
セーフや公的機関は、特別扱いをしてはいけない。
最後に、詩を載せておきます。

私と小鳥と鈴と 金子みすゞ
私が両手を広げても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、
地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさん唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
今回、「14条」について、以上のようにまとめてみました。
うまく伝わったでしょうか。
ケンポーばなし(16)
【 資料 】
第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、
人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、
政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
2 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
3 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。
栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受けるものの一代に限り、
その効力を有する。