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ウサオジという男と、面倒臭い会社の風習

こちらの記事を拝見いたしまして、

fevernights.hatenablog.com

それで、そういえば新卒で入った会社にもそういうよく分からない面倒臭い風習があったなあと思い出した次第でございます。

とは言え、勢いで「よく分からない」と言ってしまいましたけれども、実際はそう意味不明な風習でもなく、ただの始業前の掃除なのですけれども、これが実に面倒臭かったのですよ。

運動部の1年生よろしく、その年の新卒の社員が次の新卒が入るまでの1年間、始業前に早めに会社に来て職場の掃除をするというものなのですけれども、この掃除の範囲が広くて実に大変なのですよ。

30分くらい前に出勤して掃除を始めて始業前にようやっと終わるくらいの具合でございます。

というわけですので、無論、実際はもうちょい余裕をもって終わらせるために始業時間の40分ほど前に出社せねばならんということで、何が面白くてこんな朝っぱらから会社に来なければならんのだというところでございました。

そもそも私はお金稼ぐために働いているというのに、なぜこんなただ働きを強要されねばならんのだと思っていたのですけれども、そういうことを大っぴらに言うと爪弾きにされるということが分かるくらいには分別があったので我慢しておりました。

ジェイソン・ステイサムみたいにショットガンを突きつけたりもしませんでした。

結局のところ、働かないと生活できないような貧乏人は多少の面倒臭いことは我慢しなければならんということですねえ。

辞めたら辞めたでまた職を探さないといけなくなりますから、それよりはましだろうと思って掃除しておりましたよ。

まあしかし、これの一番面倒臭いところは他にあったのですけれども、これを書くとまた長くなりそうなので他の機会に話すといたしましょう。

掃除それ自体もなかなか厄介だったのですけれども、そこにもっと面倒なことがひとつまみ入ってくるのでございます。

ちなみに、しばらくした後に労働組合に「これは無賃労働ではないか」と報告した人がおりまして、それで結局始業前の掃除の習慣は廃止になりましたよ。

その手があったか!

おしまい。




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