先日の『ブリンダーヴァナム』に続き、今度は『ザ・フェイス』というインド映画を観てまいりました。
主人公のサティヤにはディープティという恋人がいるのですけれども、そのディープティを地元のギャングの親玉が気に入ってしまい付け狙われることになるのでして、連中から逃れようと2人は街を出るためバスに乗るのですけれども、そのバスをギャングたちが襲撃しディープティは死亡、サティヤも大怪我し、特に顔は火傷でめちゃめちゃになってしまうも一命を取り留め、手術によって顔がまったくの別人になるのでございます。
新しい顔で復活したサティヤはラームという名を名乗り、地元のギャングの連中に復讐するため街に戻るのでして、そして順調に復讐を果たしていったとき、突如としてそのギャングとは別の連中に命を狙われるわけでございます。
その襲撃してきた悪党が狙っていたのはラームではなく、チャランという大学生の別人でして、この人違いの裏にはタイトルにもある通り、顔が関わってくるというわけですよ。
復讐をテーマにした作品というだけあって、怒涛のアクションが迸るなかなか血生臭い作品でございました。
さて、本作で一番面白かったのは、先に観ていた『ブリンダーヴァナム』と同じ俳優が何人か出ていたことですねえ。
例えば、サティヤの地元のギャングの親玉の弟を演じていたのが、『ブリンダーヴァナム』で主人公の恋人の友人の従兄の半グレを演じていた俳優だったというところですねえ。
お前、また悪党演じとるんか!!
とは言え、あまりにも人相が悪くて悪役が板についているので問題はありません。
とにかく人相が悪いですよ。
見るからに悪党だと分かる。
ヤクザ顔。
また、作中では女に下心丸出しの顔をしてデレデレするシーンがあるのですけれども、ここの表情も迫真で実に面白い。
人相の悪い強面のオッサンが下心丸出しの表情ですから、面白くないはずがない。
いやあ、この俳優は実に面白い演技をしますねえ。
今後も頑張ってほしいところでございます。
ちなみにこの俳優のウィキペディアがありました。
さて、もう一人『ブリンダーヴァナム』にも出演していた俳優がおりまして、それは『ブリンダーヴァナム』では雇われて主人公の父親になりすます役というなんだか意味の分からない役回りで出てきた男でございます。
本作では、ギャングの襲撃に遭ったサティヤが手術を終え復讐のため10か月ぶりに家に帰ってきたシーンで、勝手に家に入ってサティヤになりすましているなんか知らんオッサンというこれまた珍妙な訳の分からない役を演じておりました。
こいつ、またなりすましの役をするのか。
無論、三枚目役でございます。
しかしこのオッサン、そんな意味不明な役なのに結構重要な役立ったりするので、なかなかカオスでございます。
こいつが出てきただけで笑えてくるのは凄いことですよ。
一番笑ったのは、インド映画特有の唐突にミュージカルシーンが始まる直前で、いきなり「ミュージックスタート!」とか言ってキメ顔してくるところですねえ。
あまりにも馬鹿馬鹿しくて面白い。
彼にもぜひとも三枚目役として頑張ってほしいところでございますよ。
こちらも俳優のウィキペディアを置いておきましょう。
さてところで、本作でラームとチャランという同じ顔を持つ2人の男を演じた主演俳優の名はなんと、ラーム・チャランでございました。
ダジャレやないかい!
おしまい。
